お便り106: 人工弁感染性心内膜炎PVEの患者さん

Pocket感染性心内膜炎(IE)の中でも人工弁のそれ(PVE)は重篤です。 人工弁には抵抗力がなく、抗生物質をしっかり使ってもバイ菌を消しづらいからです。 日米のガイドラインでも人工弁のIEは基本的に手術適応となってい […]

お便り104: 大動脈弁置換術でアスリート生活にカムバック

Pocket大動脈弁狭窄症に対する大動脈弁置換術はすでに安定した成績それも短期だけでなく年余にわたる長期に示されています。 しかし通常の胸骨を切る方法での心臓手術ではなかなかもとの生活とくに激しいスポーツには戻りづらいと […]

お便り94: ポートアクセス法で大動脈弁置換術を受けられた患者さん

Pocket患者さんは東京在住の30代男性です。 4年前に大動脈弁閉鎖不全症の診断を近くの病院で受け、毎年定期健診を受けて来られました。 仕事の都合で関西の大学やセンターにも通っておられましたが、症状が進み心臓のちからが […]

お便り92: ポートアクセスで大動脈弁置換術を受けられた患者さん

Pocket大動脈弁狭窄症は心臓の出口が狭くなるため、重症になれば突然出口がふさがった形となり心臓が止まることがある病気です。つまり突然死の恐れがあるのです。 しかし普段、休憩などしているときにはそう苦しいわけではありま […]

新しいポートアクセス法・MICSによる大動脈弁置換術—さらに快適に、きれいに

Pocket◾️ポートアクセス法のミックス . ミックス手術(MICS手術、低侵襲小切開手術)が心臓外科の領域でも注目を集めています。なかでもポートアクセス法による心臓手術は小さな創で骨も切らないため、苦痛が少なく、社会 […]

事例: 肝臓がん術後の大動脈弁狭窄症

Pocket大動脈弁狭窄症は年齢とともに増加する疾患で、なかでも80歳を超えると急増します。 患者さんは77歳男性で、肝臓がんのため東京の大手大学病院で手術治療を受け、安定したのもつかの間、今度は大動脈弁狭窄症が発生し、 […]

事例:大動脈弁狭窄症とHOCMのご高齢女性

Pocket 高齢化社会を迎えて大動脈弁狭窄症は増加の一途にあります。今や最も多い弁膜症のひとつです。 その中に弁のすぐ下の筋肉、心室中隔の筋肉が異常に張り出してもうひとつの狭窄を造るタイプ、HOCMまたはIHSSの合併 […]

事例:二尖弁大動脈弁狭窄症のエホバの証人患者さん

Pocket二尖弁大動脈弁は年齢とともに壊れやすく、弁尖(弁のひらひらと開閉する部分)が硬く狭くなって大動脈弁狭窄症になったり、弁尖が落ち込んで逆流が発生し大動脈弁閉鎖不全症になることが少なくありません。 さらに逆流をそ […]

お便り75 大動脈弁置換術の複雑な再手術を乗り越えた患者さん

Pocket弁置換手術の際に生体弁が広くつかわれるようになり、その後長年月たってから再手術する機会も増えました。 患者さんは三重県在住の80歳男性で、10年まえに他病院で生体弁での大動脈弁置換術を受けられました。 1年前 […]

お便り57: 上行大動脈置換術後の大動脈弁置換術の患者さん

Pocket大動脈二尖弁は大動脈弁膜症を発生しやすいだけでなく、上行大動脈瘤などを合併しやすいことでも知られています。 患者さんは関西在住の69歳の男性で数年前に京都で上行大動脈瘤に対して人工血管置換術を受けておられます […]