ミックスの僧帽弁形成術、患者さんの想い出 1

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静岡から来て下さった20歳の女性Aさんもそのひとりです。感染性心内膜炎(IE)で僧帽弁閉鎖不全症となり、内科の先生方のご努力でつまりお薬で感染は治ったのですが、弁が壊れて強い逆流が残ってしまったのです。

若い女性で大きな創はかわいそうという判断で米田正始のところへ紹介されました。もちろん単に小さい創だけでなく、絶対に弁形成(弁置換ではなく)という条件でした。

Aさんのオペは比較的スムースに、弁の壊れたA302_050ところを切り取って、再建し、弁を小さくすることなく、きれいに治りました。

術後の回復も良く、すぐ元気になって退院されました。なんだかあっけなくうまく行ってこちらの気苦労はご理解頂けないかもと思っていたのですが、あとでご両親から温かいお言葉を戴き、喜びを共有していることが実感できました。

患者さんの人生を支える手術、僧帽弁形成術とはそういう方法でもあり、任されたことを誇らしく思います。

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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