【第二十九号】 新年おめでとうございます

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【第二十九号】
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発行:心臓血管外科情報WEB
http://www.masashikomeda.com
編集・執筆:米田正始
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新年あけましておめでとうございます。

皆さんご無沙汰いたしておりました。

昨年は震災や人災で大変な一年でした。今年はもっと穏やかな楽しい一年に
なることを祈っております。

しかしひととひととのつながり、助け合い、一体感というものを感じること
ができたのは不幸中の幸いでした。

皆さんそれぞれの立場からいろんな形で東北地方への支援活動をされたこと
と拝察いたします。

私たちも直接間接の支援はもちろん、東北地方からの患者さんの受け入れなど
もある程度でき、多少でもお役に立てたのはうれしいことでした。

さて前回のメルマガからいつのまにか時間だけが経ってしまい、なまくらして
失礼いたしました。

心臓血管外科情報 WEBはその後も着実に充実進化しております。

名古屋ハートセンターの発展と軌を一にして進んでおります。

最近はとくに、ミックス手術あるいはポートアクセス手術に代表される、
小さい創でできる心臓手術にちからを入れており、HPでもさまざまな形でご紹介
しています。

またそうした低侵襲手術と同様の意義をもつステントグラフト(略称EVAR)を
前向きに推進しており、HPにもいくつかご案内しています。

皮膚を切らずに大動脈瘤が治せる治療、手術直後から食事や普通の動きが
できるやさしい治療ですので、今後多くの方々のお役に立てると思います。

さまざまな弁や状況に対応した弁形成術もさらに展開しています。

こうした新しい、患者さんの体にやさしい方法が、これまでの手術や治療と
タイアップし、お互い補い合いながらお役に立てればうれしいことです。

心臓血管外科情報WEBではこれらをはじめ、患者さんの声やさまざまな医学医療
情報を発信して参ります。

みなさまのご意見やご教示を頂ければ幸いです。

平成24年1月7日

米田正始 拝

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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