Q: 心臓手術前のインフォームドコンセントでは、どんなことを聞けばよいの?

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Q: 心臓手術前のインフォームドコンセント(略称IC)では、どんなことを聞けばよいのでしょうか?

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インフォームドコンセントは患者さんにとって大切ですA: まずは、その心臓外科医個人や病院のこれまでの実績を聞くことです。

昨今はさまざまなデータを用意している病院や施設が多いので、それらのなかから、関心のある項目について、詳しい説明を受けることです。

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インフォームドコンセントの際には、自分の受ける心臓手術に対する世間一般の成績と個人もしくはチームの成績の2つを尋ねてください。あるいは日本や世界のデータベースでの予測死亡率とその病院での実死亡率を聞いて下さい。

そうすれば、その病院または施設の水準を推し量ることができるでしょう 。

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次に、心臓手術に対して、内科的治療を選択した場合の予想される成果について尋ねてください。

この場面で、手術に対する優位性や安全性などの利点も説明されると思います。

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そのうえで、内科的治療よりも心臓手術のほうが良いと医師が確信する理由を尋ねてください。

理解し納得ができてこそ、文字通りインフォームドコンセントです。

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なおご家族というよりファミリー全員の納得が大切ですので、インフォームドコンセントのときにはご足労ではありますが、ファミリーの主な方々に参加して戴くことが良いでしょう。

そして何でも遠慮なく聞いてください。

皆でちからを合わせて心臓手術を乗り切る、元気になるために、こころが一つになることは極めて重要です。

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執筆:米田 正始
医誠会病院スーパーバイザー 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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