大震災のとき健康を守る方法――2 血液透析

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心臓手術を受ける患者さんのなかには、もともと血液透析を受けておられた、いわゆる慢性血液透析の患者さんが少なくありません。

Ilm09_ag07002-sそうした患者さんは冠動脈狭窄や大動脈瘤や動脈閉そくをはじめ、心臓弁膜症などの病気にもなりやすいからです。

その心臓手術後、血液透析の患者さんが大震災に会われて、もし透析ができない状況になれば、これも大変です。

 

1日以内、遅くとも2-3日以内に透析病院を探す必要があります。
 

その間、せめてカリウムを含む食べ物は避けて下さい。

たとえばバナナやみかんなどですね。

近くに適切な病院が見つからない場合は、他府県でも構いませんから、早く透析病院を探して下さい。

カリウムが極端に高くならなければ、その間、心臓はちゃんと動きますし、いのちを守ることが可能です。

あわてず、落ち着いて、しかし油断なく、大切な透析の再開をはかりましょう。

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米田正始   医誠会病院スーパーバイザー 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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