「ケーススタディを通して弁膜症の治療戦略と手術手技を考える」というスタンスで熱いディスカッションが名物になったハートバルブカンファランス、第五回の当番世話人(会長)を仰せつかりました。
この2015年4月11日土曜日に、昨年と同様、グランフロント大阪ナレッジキャピタルにて開催させて頂きます。
詳細はこの会のHPをご参照ください。
今年もさまざまな企画を練り上げました。代表世話人の川副浩平先生、昨年当番の中谷敏先生に感謝申し上げます。
♡ハートチームをもっと実りある楽しい ものにするために何が求められるのか: ハートチームを大切にしてこられた外科医と内科医にお話頂きます
♡若手の心臓外科医がベテランの愛の鞭でしごかれ成長する外科医今昔物語:今、旬の若手外科医3名が恐ろしいベテランに襲われるなかで得られるものは、、、
♡大動脈弁を理解し形成術を極めるセッション: ちょっと聴けない、スペシャリストならではのハイレベルのお話と何だか味のある座長連とのかけひきは、、、
♡弁膜症におけるエコーとCTの華麗なる競争: この2つの検査法の進化が患者さんに益するものは計り知れません。あえて競争して頂きます
♡HOCMの治療の深淵: 難症例、稀有な症例を含めてここまで治せるというディスカッション、科学的な解析やまとめ付で、、、
♡弁膜症Great Debate:TAVIとMクリップ: いよいよやってくる外科医受難時代?あるいはハートチームとしての大躍進時代?こだわりなく良いものを目指しましょう
これらを幅広い視点から論客をお招きして症例本位つまり患者さん目線で議論します。
不肖私、米田正始はHOCMで最近欧米で話題の左室中部での狭窄を外科手術で治す手術を実例をもとにディスカッションし、皆様のご意見やご指導を頂戴したく思います。川副先生は視点をかえて皆さんをあっと驚かせてくださるかもしれません。
循環器内科、心臓外科はもちろん、広範な医師、 そして弁膜症に関心をおもちの検査技師、ME、ナース諸賢、なかでもこれからステップアップを目指す熱い方々のご参加を希望します。
当日は午前10時からスタートしますが、午前9:30からプレカンファランスセッションもあります。16:30に終了のあと、懇親会もありますので、あとで論客に直接挑んでいただくことも許されます。
学会とは違う面白さ、世界を見据えた内容、そして領域・世代・男女の壁を取り払う楽しい議論、これらを患者目線で行います。4月11日土曜日、大阪。ふるってご参加ください。
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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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