お便り64: 重症連合弁膜症を乗り越えられた患者さん

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Ilm23_hg01001-s患者さんは60代の男性で、僧帽弁狭窄症と閉鎖不全症、と三尖弁閉鎖不全症、巨大左房と心房細動などの病気のため九州から来院されました。

一般には僧帽弁形成術は難しいと言われている状態ですが私たちは弁形成術にちからを入れているため、まずトライしました。僧帽弁後尖を自己心膜で形成し逆流はかなり軽減しましたが、前尖も同様に自己心膜で形成する必要があり、それでは長期的な懸念があるため、安全を期して生体弁で置換しました。

さらに心房縮小メイズ手術と三尖弁形成術も行い、患者さんは心不全も軽快し心房細動も取れて元気になられました。

遠方の方ですが、定期的に名古屋まで元気にお越しくださっています。

その患者さんのご家族からのお便りです。褒めすぎでお恥ずかしいのですが、お気持ちだけ頂いきました。

*************患者さんのご家族からのお便りです********

鹿児島より米田先生に手術をお願いしましたSの娘です。

米田先生へのお礼をそしていかに素晴らしいドクターかということをどのサイトにコメントを残せばい いか迷い、早くも1年たってしまいました。お許し下さい。

父が鹿児島で緊急入院を余儀なくされ納得のいかないドクターの対応にみかねどうせ受けるなら信用 のあるそして父の満足のいくドクターにお願いしたい一心でインターネットを開きゴッドハンド・米田先生を見つけました。

頑固な父に隠れて調べていき米田先 生に直接メールを送らせていただける当サイトを見つけメールさせていただきました。

5分もしないうちに米田先生自らお電話をいただいた時は、驚きと感動を おぼえ涙が溢れてきました。

お話をしていく中でドクターとしてではなく人間として本当に優しさと思いやりのある方だなと強く思い、患者を〝もの〟ではなく 〝人間〟としていかに助けられるか患者にとってベストに近い状態を真剣に考えて下さるお話を聞き、先生こそ父をお願いしたいドクターだ絶対父をお願いしようと強く思いました。

米田先生でだめだったらどの先生で受けてもだめだと思ったほどです。

米田先生をはじめチームの先生方、他の病院にない患者に対する愛情といかに良くしてあげようかという心から努力してくださる姿には本当に驚かされました。

心より感謝いたします。

どの病院ドクターを選ぶのかは患者の責任だと今回父の手術を通して思いました。

今月父は一人で病院へ向かいます。

毎朝散歩をし見た目も変わり健康そのものです。

1年はあっという間でしたが1年記 念をもうすぐ迎える今日、米田ドクターに巡り合えチームの先生に支えられ安心して毎日を送っている両親を目の当たりにし改めて幸せを感じます。

米田先生、 チームの先生方本当にありがとうございました。先生方のようなドクターが日本にもっと増えてくれることを日々祈ります。

諦めなくて良かったです。

これから もし家族に何が起ころうとも先生のようなドクターを探し100%信頼してお願いできるまで諦めないつもりです。

米田先生父を救っていただき本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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