Pocket15年あまり前、2例目の左室緻密化障害のオペをハートセンターにて執刀させて戴きました。 Bさんは約20歳の男性で左心室の中に狭窄があり、緻密 化障害のために左室の半分近くが肉柱や繊維でうずまる中に筋肉の突出が […]
左室緻密化障害、、患者さんの想い出
Pocket左室緻密化障害に対する左室形成術を初めて行ったのは15年ほど前のことです。 左室を開けると線維や肉柱だらけでとても左室として機能できない状態でした。これらのうち、悪いことをしている組織を切除し、薄くなった左室 […]
サルコイドーシス心筋症、、患者さんの想い出
PocketB さんは30代前半の女性です。サルコイドーシス心筋症(サルコイド心)のため心室中隔が瘤化し、かつ機能性僧帽弁閉鎖不全症が合併していました。 看護師という忙しいお仕事を以前のようにこなせなくなって来院されまし […]
サルコイドーシス心筋症、、患者さんの想い出
Pocketサルコイドーシス心筋症( サルコイド心)の患者さんの経過はある意味劇的なことが多く、心に強く残っています。 50代で心不全のため私の外来に来られたAさんは左室後壁がやられて左室瘤となり、そのために僧帽弁閉鎖不 […]
オーバーラップ法、、患者さんの想い出
PocketAさんはまだ40代の若い男性でしたが、心筋梗塞のため左室の大部分を失い、強い心不全のため入院してこられました。 左室のほとんどが動いていない、しかし一部がかろうじて残っている、という状況で、その残っている部分 […]
セーブ手術、、患者さんの想い出2
PocketBさんは当時12歳の女の子でした。小児循環器科の先生方がそれこそ手塩にかけるようにして守ってこられたいのちを私たちがバトンタッチする形で手術に臨みました。詳細はこちらをごらんください「懐かしの患者さんに再会し […]
セーブ手術、、患者さんの想い出1
Pocketセーブ手術は多数の患者さんのいのちを救いました。想い出はたくさんありますが、つぎの患者さんAさんもその一人です。「心臓外科医の日記:10年」。 あの手術から10年たち、今もお元気です。ことしも年賀状で近況を教 […]
左室形成術、、患者さんの想い出
PocketAさんは60代後半の男性で、虚血性心筋症のため心不全になって来院されました。 駆出率23%というのは健康人の心臓の半分-3分の1程度のパワーしかない状態で、冠動脈バイパスだけでどれほど良くなるか、これまでの日 […]
心不全の手術、、患者さんの想い出
PocketAさんは60代の男性です。長年のタバコのためもあって、肺が悪く、しかも心筋梗塞を起こして心臓とくに左室がうんと弱り、心不全のため来院されました。 このままでは永く生きられない、そういう状態でした。左室が壊れて […]
拡張型心筋症、、患者さんの想い出
Pocket拡張型心筋症にもさまざまな状態や段階があります。 中には回復が期待を下回ることもありますが、多くはある一定の成果を出します。中に劇的と言ってよいほど改善することがあります。 Aさんは40代男性で拡張型心筋症 […]
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