日本語論文 (抜粋)

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1. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、松本雅彦、大北 裕、田畑隆文、米田正始。心室中隔欠損兼閉鎖不全症における大動脈弁形成術 (Video) 日本心臓血管外科学会雑誌 1983;13:73

 

2. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、松本雅彦、上田裕一、田畑隆文、米田正始。弁膜症再手術の検討。日本心臓血管外科学会雑誌 1983;13:111-113

 

3. 松本雅彦、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、米田正始。僧帽弁位 SJM弁およびオムニサイエンス弁の心エコーによる検討。人工臓器 1993;13:307-310

 

4. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、松本雅彦、大北 裕、田畑隆文、米田正始、田村時緒、小川浩、木村隆、鯉江久昭。対側遺残上大静脈を有する上大静脈-肺動脈吻合術(Glenn手術)の検討。 第 20回日本小児循環器学会抄録集 1984:465-466

 

5. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、松本雅彦、大北 裕、田畑隆文、米田正始、。ICUにおける心臓手術患者に対する希釈型ドパミン(DI-60A、DI-60B Dopamine)の使用経験。基礎と臨床 1984;18:301-316

 

6. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、松本雅彦、大北 裕、田畑隆文、米田正始、。心臓外科におけるカコージン注(DI-59、Dopamine HCl)の使用経験。基礎と臨床 1984;18:267-278

 

7. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒、小川浩、木村隆、山崎嘉久。単冠動脈を合併したファロー四徴症、肺動脈弁形成不全症の一例。心臓 1985;17:858-865

 

8. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、添田健、上田裕一、田畑隆文、神野君夫、米田正始。Foot light. Aorto-graft bypass. 胸部外科 1985;38;843.

 

9. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒、松本雅彦、龍田憲和、鯉江久昭。先天性僧帽弁閉鎖不全症を有する症例に対する再手術。日本胸部外科学会雑誌 1985;33:1290-1293

 

10. 上田裕一、三木成仁、楠原健嗣、大北 裕、田畑隆文、米田正始、田村時緒、小川浩、木村隆、山崎嘉久。心房心室錯位を伴なう先天性心疾患の外科治療と術後心機能。心臓 1985;17:1042-1050

 

11. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒、松本雅
彦、龍田憲和、鯉江久昭。心室中隔欠損症兼大動脈弁閉鎖不全症に対する弁形成術後再手術例の検討。日本胸部外科学会雑誌 1985;33:1169-1172

 

12. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、添田健。VSDに随伴する AR、成人例の検討。日本心臓血管外科学会雑誌 1985;15:176-177

 

13. 米田正始、小泉俊三、柏原貞夫、田口善夫、相原雅典、松山弘正、中村正人。ネフローゼ症候群の経過中に肛門周囲膿瘍よりガス壊そ菌による広範な蜂か織炎を併発した
一例。ICUとCCU 1985;9:1269-1274

 

14. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒、小川浩、木村隆、赤石強司、小川治夫。Fallot四徴症根治手術に発症した Reye症候群様脳症の一治験例。胸部外科  1985;38:905-911

 

15. 三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、米田正始。乳頭筋・腱索を温存した僧帽弁置換術(とくに全乳頭筋と腱索を温存する術式の試み)日本外科学会雑誌 1985;86:1184-1187

 

16. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、松本雅彦、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒、龍田憲和、鯉江久昭。ファロー四徴症再手術症例の検討。日本胸部外科学会雑誌 1985;33:170-175

 

17. 松本雅彦、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、米田正始。EPTFE 人工血管による大動脈肺動脈短絡術による短絡流量規定因子の定量的検討。日本胸部外科学会雑誌  1985;33:39-44

 

18. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、松本雅彦、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒、小川浩、木村隆。直視下右室流出路拡大術に用いられた MVOPの経年的変化。胸部外科 1985;38:67-72

 

19. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、松本雅彦、田畑隆文、米田正始、田村時緒、小川 浩、木村 隆、三浦靖徳。Alagille症候群を合併した心房中隔欠損症、肺動脈弁狭窄症の開心術経験。日本小児外科学界雑誌 1985;21:695-702

 

20. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、松本雅彦、大北 裕、田畑隆文、米田正始、鯉江久昭。三尖弁閉鎖不全症を合併する重症僧帽弁狭窄症に対する外科治療の臨床的検討。日本心臓血管外科学会雑誌 1985;14:384-387

 

21. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒、小川 浩、木村 隆、山崎嘉久、中村義徳、柏原貞夫、鯉江久昭。 Scimitar症候群に対する異常体動脈 –肺血管交通離断術の経験–。胸部外科 1985;38:266-273

 

22. 田畑隆文、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、添田 健、大北 裕、神野君夫、米田正始。 開心術後、骨髄抑制症例の検討。 日本心臓血管外科学会雑誌  1986; 16: 208-210 

 

23. 田畑隆文、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、上田裕一、大北 裕、神野君夫、米田正始、田村時緒、小川 浩、木村 隆、山崎嘉久。小児期右心系二弁置換術の一例。胸部外科 1986;39:491-494

 

24. 田畑隆文、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、米田正始。僧帽弁置換術後に両側横隔神経麻痺をきたした一例。ICUとCCU  1986;10:79-84.

 

25. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、松本雅彦、大北 裕、田畑隆文、米田正始。癒着剥
離に際し損傷した右冠動脈の血行再建を行なった再手術症例。循環器科  1986;20:

 

26. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、上田裕一、田畑隆文、神野君夫、米田正始。弁膜症再手術の補助手段。胸部外科  1986;39:855-863

 

27. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、上田裕一、田畑隆文、神野君夫、米田正始。高齢者弁膜症手術の臨床的検討。胸部外科 1986;39:339-348

 

28. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、上田裕一、田畑隆文、神野君夫、米田正始、龍田憲和、鯉江久昭。心室中隔欠損症に随伴する大動脈弁閉鎖不全症、成人例の検討。日本胸部外科学会雑誌 1986;34:986-989

 

29. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始。乳児期に心不全をきたした心房中隔欠損症の二治験例。日本胸部外科学会雑誌 1986;34:892-896.

 

30. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、松本雅彦。大動脈弁狭窄兼閉鎖不全症と右鎖骨下動脈仮性動脈瘤の同時手術治験例。胸部外科 1986;39:153-156

 

31. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、添田健、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、神野君夫。僧帽弁置換術に際して温存した腱索乳頭筋が左右両心室機能におよぼす影響に関する一考察。 日本心臓血管外科学会雑誌  1986;16:192-194

 

32. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、神野君夫。医原性仮性動脈瘤– その成因、診断、治療–。 外科 1986;48:713-718

 

33. 三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、神野君夫、米田正始、山中一朗。腱索と乳頭筋を温存する僧帽弁置換術–前尖腱索温存術式–。胸部外科 1987;40:1047-1050

 

34. 楠原健嗣、三木成仁、添田 健、神野君夫、米田正始、橋本修治。術後一過性アンモニア性昏睡を来たした心室中隔欠損兼肺動脈狭窄症の一例。ICUとCCU 1987;11:677-684

 

35. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、米田正始、田村時緒。受傷3年後弁置換術を施行した外傷性三尖弁閉鎖不全症の一例。心臓  1987;19:1454-1458

 

36. 楠原健嗣、三木成仁、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、米田正始。心室中隔欠損に伴なう大動脈弁閉鎖不全症の手術適応の検討–電磁流量計による大動脈血流逆流率よりみた大動脈弁形成術の適応。日本胸部外科学会雑誌 1987;35:921-926

 

37. 上田裕一、三木成仁、楠原健嗣、大北 裕、田畑隆文、米田正始。開心術後 ICU内緊急再開胸例の検討。ICUと CCU。 1987;11:773-777.

 

38. 上田裕一、三木成仁、楠原健嗣、大北 裕、田畑隆文、米田正始、山中一朗。大動脈弓に波及した上行大動脈瘤および大動脈解離に対する外科治療、Open aortic anastomosis と Retrograde Perfusion を補助手段として。日本心臓血管外科学会雑誌。1987;17:305-306

 

39. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始。弁膜症再手術の補助手段。循環器科  1987;22:152-154

 

40. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、田村時緒。ファロー四徴症最近 6年間 145例の経験。循環器科  1987;22:529-531

 

41. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、上田裕一、田畑隆文、神野君夫、米田正始、友永 轟、堀 健次郎。胸部下行大動脈末端部に限局した解離性大動脈瘤の 2例。胸部外科  1987;40:123-127

 

42. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、米田正始、田畑隆文。偏側脳分離体外循環法を併用した大動脈縮窄症の幼児治験例。日本胸部外科学会雑誌 1987;35:401-404

 

43. 山中一朗、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、米田正始、、稲垣雅男。左冠動脈肺動脈ろうを合併した冠動脈狭窄症。胸部外科  1987;40:864

 

44. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、神野君夫、山中一朗。臨床例における人工血管の経時的変化 — 走査電子顕微鏡による観察。日本人工臓器学会雑誌 1987;16:1492

 

45. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、山中一朗、鯉江久昭、龍田憲和。腱索断裂による僧帽弁閉鎖不全症の外科治療。日本心臓血管外科学会雑誌  1988;17:165-167

 

46. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文。大動脈弁の再弁置換術と左冠状動脈入口部拡大術を要した大動脈炎の一例。日本胸部外科学会雑誌 1987;35:118-123

 

47. 上田裕一、三木成仁、楠原健嗣、大北 裕、田畑隆文、米田正始、山中一朗、小川浩、田村時緒。修正大血管転位症に合併する解剖学的三尖弁閉鎖不全症。日本小児外科学会雑誌  1988;24:112-118

 

48. 上田裕一、三木成仁、楠原健嗣、大北 裕、田畑隆文、米田正始、、山中一朗。僧帽弁逆流テスト–心拍動下での評価の試み。胸部外科 1988;41:42-44

 

49. 上田裕一、三木成仁、楠原健嗣、大北 裕、田畑隆文、米田正始、山中一朗。大動脈弓に波及した上行大動脈瘤および大動脈解離に対する外科治療、Open aortic anastomosis と Retrograde Perfusion を補助手段として。日本胸部外科学会雑誌 1988;36:161-166

 

50. 上田裕一、三木成仁、楠原健嗣、大北 裕、田畑隆文、米田正始、山中一朗、梅本正和、小川 浩、田村時緒。大動脈弓離断を合併した総動脈幹症(Van Praagh分類 A4型)の一治験例。胸部外科  1988;41:305-310

 

51. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、山中一朗、石井克尚、今村喜久子、河村慧四郎。無冠尖洞から発生した巨大 Valsalva洞動脈瘤の一治験例。胸部外科  1988;41:501-504

 

52. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、山中一朗、笹井啓資、黒田康正、堀 健次郎、伊賀幹二、奥村秀弘。傍尿管下大静脈輪を伴なった心室中隔欠損症兼肺動脈弁下狭窄症の一開心術例。胸部外科 1988;41:846-849

 

53. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、山中一朗、田村時緒、小川 浩、梅本正和。新生児・乳児期の先天性心疾患術後の人工呼吸管理における胸郭運動モニターの有用性–新しい従量式ベンチレーターの開発の可能性を探って。呼吸と循環  1988;36:767-771

 

54. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、山中一朗、堀 健次郎。乳頭筋引き寄せ効果とその指標–全腱索乳頭筋を温存する僧帽弁置換術における術後心機能の検討から。心臓  1988;20:533-540

 

55. 山中一朗、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、米田正始、、田村時緒、小川 浩、梅本正和。僧帽弁閉鎖不全症に合併した肺静脈瘤の一例。胸部外科  1988;41:83.

 

56. 山中一朗、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、米田正始、松坂淳、田崎昭夫、岡田雅幸、高橋 浩。再開心術における膜型人工肺の機種選択について。膜型肺  1988;11:20-23

 

57. 大北 裕、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、田畑隆文、米田正始、山中一朗、田村時緒、小川 浩、山崎嘉久。先天性僧帽弁閉鎖不全症を伴なった左冠動脈肺動脈異常起始症の乳児治験例。胸部外科 1989;42:49-52

 

58. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、添田 健、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、神野君夫。弁置換に関連した緊急手術例の検討。循環器科  1989;25:389-392

 

59. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、田村時緒、小川浩、木村 隆。非定型的巨大動脈管開存症の一例。胸部外科  1989;42:35-39

 

60. 米田正始、三木成仁、楠原健嗣、上田裕一、大北 裕、田畑隆文、神野君夫、山中一朗。心停止、心肺蘇生下に緊急 MVRを行ない、長時間の部分体外循環の後救命し得た重症 MSの一例。循環器科 1990;28:202-204

 

61. 米田正始。 AHA ’93 Highlights. Featured study:  Myocardial Protection. メディカルジャーナル社  pp54-57 

 

62. 米田正始。AHA ’94 Highlights. Featured study: Transplant Arteriopathy — Mechanisms and Prevention.  メディカルジャーナル社  p24-27

 

63. Komeda M. AHA ’95 ハイライト (篠山重威編集). Plenary Session VIII: Clinical Application of Endovascular Grafts.  Medical Journal Co. 1996: 82-86

 

64. Komeda M. 北米での修行10年、道いまだ遠し。ボストン随想集。 和田、細田、三木編。日本ハーバード協会、アクセルシュプリンガー。 1997: 152-155

 

65. Komeda M. AHA ’96 ハイライト (篠山重威編集). Featured Research: Cardiac Replacement.  Medical Journal Co. 1997: 50-53

 

66. 米田正始。北米とオーストラリアの医学教育。Twenty-year Anniversary of Residency Program at Tenri Hospital. Tenri Hospital 1997:35-36

 

67. 米田正始。環太平洋留学記。循環制御 1997;18:600-602*10年間の留学体験を簡潔にまとめたものです

 

68. 岩倉 篤、米田正始、藤田正俊。(Acute Coronary Syndrome)ACS基礎研究の進展冠狭窄と血管新生機構。日本臨床1998;56:2504-2508

 

69. 米田正始。話題「心筋細胞移植-心不全治療の新しい担い手になるか」日本外科宝函 1998;67:1-2

 

* 西村和修、河野 智、仁科 健、松田捷彦、築谷朋典、赤松映明、野尻知里、木島利彦。 磁気浮上型遠心ポンプの慢性動物実験成績-体外設置型から埋込み型へ-。 人工臓器学会雑誌 1998;27:313-318

* 仁科 健、松田捷彦、野本慎一、西村和修、腰地孝昭、佐藤達朗、植山浩二、野中道仁、 伴 敏彦。左小開胸による心拍動下冠状動脈バイパス術の1例-MIDCAB-。胸部外科 1998;51:139-141

* 岩倉 篤、朴 昌禧、山里有男。急性循環不全に対する当施設でのPCPSの成績と問題点。人工臓器 1998;27(1):147-149

* 岩倉 篤、楠原健嗣、白石昭一郎、小野宏志。妊娠後期に発症した僧帽弁位感染性心内膜炎の1例。胸部外科 1998;51(7):583-585

* 岩倉 篤、朴 昌禧、山里有男。右心房原発の悪性リンパ腫の1手術例。胸部外科 1998;51(9):777-780

* 大谷成裕、松田捷彦。(緊急手術看護マニュアル 各論)心血管系の緊急手術。オペナーナシング 1998;秋季増刊号:157-162

* 松田捷彦、織田禎ニ、寺井 弘。David手術をめぐる諸問題 David変法を用いたVSPに対する手術。循環器科 1998;44(1):98-99

 

70. Komeda M.  AHA ’98 ハイライト (篠山重威編集). Plenary Session X: Non-Pharmacologic Treatment of Advanced CHF.  Medical Journal Co  1999:124-127

 

71. Gundry SR、 松田輝、 米田正始。座談会Round Table Discussion(心臓外科手術における現在の進歩と今後の展望) The Circulation Frontier 1999;3:5-19

 

72. 腰地孝昭、米田正始。治した分だけ得するAAA/ASO 血管病のとらえかた-眼でみるベッドサイドの病態生理- (北徹編) 1999;162-168 文光堂

 

73. 三和千里、 米田正始。 PTMCの適応は変わっているか、その時期は? 心臓病診療プラクティス 20 心臓病診療の問題点を考える(吉川他編) 1999:87-89 文光堂

 

74. 河野 智、西村和修、仁科 健、大野暢久、赤松映明、米田正始 。遠心ポンプによる、左室脱血左室補助の有用性(左房脱血との比較)。 人工臓器 1999;28(2):416-420

 

75. 米田正始。北米大陸における心移植・補助循環の現況。(特集:心移植・補助循環)Heart View 1999;3:396-402

 

76. 藤岡靖忠、米田正始。(人工臓器 この1年の進歩)人工弁。人工臓器1999;28(5):653-654

 

77. 米田正始。心室中隔穿孔の閉鎖法 (マイテクニック)。胸部外科1999;52:390
*VSPのexclusion(除外)法をわかりやすく説明しました

 

78. 植山浩二、米田正始。心臓血管外科の最前線。心筋梗塞後心室中隔穿孔に対する左室形成術 1999:97-101 先端医療技術研究所 *VSPの新しい術式を写真解説しました

 

79. 米田正始。臓器移植と環境整備-我が国で心移植を行うために、さらにあらゆる重症心不全患者さんを救うために。日本体外循環技術研究会 教育セミナーテキスト 1999;15:22-30 エーコーアート社

 

* 西村和修。体外循環の原理と役割-原理と基本操作および材料選択。日本体外循環技術研究会 教育セミナーテキスト 1999 エーコーアート社

 

80. 榊原 裕、米田正始。(再生医学)臓器再生の基礎と臨床の接点心不全に対する細胞移植治療の可能性。最新医学 1999;54:2763-2768

 

81. 荒木 信、長谷川浩二、金井理恵、鏑木敏志、岩倉 篤、藤田正俊、米田正始、篠山重威。心筋と構造と代謝 誘導体一酸化窒素合成酵素を介する心筋細胞アポトーシス。 1999;21:181-185

* 西村和修。心臓外科における低侵襲手術。日本外科宝函 1999;68:1-2

 

82. 岩倉 篤、米田正始、藤田正俊。実験室からベットサイドへ FGFと不安定狭心症. Cardiologist 1999;4(3):207-211

 

83. 小山忠明、米田正始。ビデオ(翻訳)心拍動下における冠動脈全形成術〔TROCAB〕
Total Revascularization Off-pump Coronary Artery Bypass〔TROCAB〕1999

 

84. 半田宣弘、米田正始。(心不全の新しい治療戦略)心移植 わが国における心移植医療の現況と問題点 アメリカにおける心臓移植の問題点とわが国における将来的な心臓移植システムの構築。Cardiovascular Med-Surg 2000:2;75-81

 

85. 藤田正俊、米田正始。(冠血管リモデリング)冠血管リモデリングの基礎 冠側副血行血管のリモデリング-血管新生増殖因子の重要性-医学のあゆみ(別冊冠血管リモデリング)2000; 別冊冠血管リモデリング88-93

 

86. 岡 藤博、西村和修、植山浩二、岩倉 篤、三和千里、羽生道弥、腰地孝昭、米田正始。先天性下肢静脈形成異常4例の治療経験。日本心臓血管外科学会誌 2000;29(2):68-71

 

87. 米田正始。(弁膜症治療の新しいパラダイム)総論 Cardiovascular Med-Surg 2000:2(3);7-10

 

88. 西村和修、洞井和彦、池田 義、藤岡靖忠、仁科 健、猪飼秋夫、植山浩二、米田正始。心臓外科術後の重症心不全治療における薬物治療の役割-ハンプを用いた体液バランス管理-。循環制御 2000;21(4):377-381

 

89. 池田 義、米田正始。症例に学ぶ 画像診断と手術適応 心臓血管外科編 先天性心疾患 ECD(心内膜床欠損症)。OPE NURSING 2000;15(12):66-69

 

90. 榊原 裕、西村和修、丹原圭一、陸 方林、米田正始。心血管系 心不全に対する細胞移植治療。最新医学 2000;別冊:157-166 最新医学社

 

91. 竹腰 襄、米田正始、その他。循環器病の診断と治療に関するガイドライン(1998-1999年度合同研究班報告)-急性重症心不全治療ガイドライン- Japanese Circulation Journal  2000;64(Suppl.Ⅳ):1129-1165

 

92. 羽生道弥、米田正始。(編者:篠山重威 矢崎義雄)。心臓弁膜症の外科治療。循環器疾患最新の治療2000-2001 2000; 139-142 南光堂

 

93. 仁科 健、米田正始。タココンブ・ケースレポート 心臓血管外科手術におけるタココンブの使用経験。医薬の門 2000;40(DEC):118-119

 

94. 岩倉 篤、米田正始、藤田正俊。(基本的な薬の使い方)血液(抗血栓薬)ヘパリン、低分子ヘパリン。診断と治療 2000;88(増刊):468-473

 

95. 西村和修、米田正始。閉塞性動脈疾患。研修医診療マニュアル5章-6 2000 南光堂

 

* 西村和修。心臓移植。「日本大百科全書(ニッポニカ)」鈴木正則編 2000 小学館

 

96. 野本卓也、米田正始。(弁膜症手術の最近の動向)冠動脈疾患を伴った弁膜症手術。  日本外科学会誌 2001;102(4):348-352

 

97. 仁科 健、米田正始。Self debate-左室形成術か細胞移植か血管新生か-虚血性心筋症の外科治療- Cardiovascular Med-Surg  2001;3(2):228-233

 

98. 田村暢成、具 光成、七里泰正、西村昌則、塩山力也、近藤守寛、西村和修、米田正始。DeBakey I型術後に発症した急性腎梗塞に対し異所性自家腎移植を施行した症例。洛和会病院医学雑誌 2001;12(3):79-82

 

99. 田村暢成、具 光成、七里泰正、西村昌則、塩山力也、近藤守寛、井本真帆、西村和修、米田正始。Stanford A型術後に発症した急性腎梗塞に対し異所性自家腎移植を施行した症例。 胸部外科 2001;54(3): 188-190

 

100. 米田正始。<第25回日本外科系連合学会学術シンポジウム6>心臓大血管手術と麻酔。日本外科系連合学会誌  2001;26(5):1223-1255

 

101. 米田正始。循環器学会を見直す-国内編(成人心疾患)-総論 企画に際して。Cardiovascular Med-Surg  2001;3(3):267-268

 

102. 徳安達士、浅海賢一、喜多村直、米田正始。リアルタイム動画像を用いた心筋触診訓練システムの開発。 日本コンピュータ外科学会誌 2001;3(3)225-226

 

103. 中尾 恵、黒田知宏、小山博史、小森 優、松田哲也、坂口元一、米田正始、高橋 隆。心臓血管外科におけるVRシミュレーションシステム。医療情報学 2001;21(5):315-323

 

104. 坂口元一、米田正始。なぜ内胸動脈結紮術は行われなくなったのか。EBMジャーナル 2001;2(4):37-38

 

105. 森島 学、大野暢久、三和千里、猪飼秋夫、羽生道弥、腰地孝昭、西村和修、米田正始。食道穿破した巨大胸腹部大動脈瘤の1救命例。兵庫県立尼崎病院年報 2001;12: 103
* 西村和修。フィブリン接着剤の現状と展望 心臓血管外科におけるフィブリン接着剤の現況と展望 成人における心臓血管外科への応用。Surgery Frontier 2001;8(1): 109-112

 

106. 松尾武彦、仁科 健、升本英利、丹原圭一、植山浩二、藤岡靖忠、羽生道弥、池田 義、西村和修、米田正始。冠状動脈病変および頸動脈病変の併存に対し冠状動脈バイパス術に先立ち頸動脈ステント留置を行なった2例。胸部外科 2001;54(13):1082-1086

 

107. 米田正始、大谷秀夫、山本順子編。看護学テキスト 2001

 

108. 山本雅哉、榊原 裕、西村和修、米田正始、田畑泰彦 血管新生を誘導した虚血心筋の細胞移植医療。 日本炎症・再生医学学会雑誌 2002;22(3):187-193
* 江崎二郎、羽生道弥、池田 義、猪飼秋夫、仁科 健、藤岡靖忠、西村和修。Modified Fontan術後遠隔期にTCPC転換を行ったⅠ例。 循環器科  2002;51(4):378-379

 

109. 森島 学、三和千里、猪飼秋夫、腰地孝昭、小山忠明、野本卓也、仁科 健、藤岡靖忠、羽生道弥、池田 義、西村和修、米田正始。術前脳梗塞を合併した感染性心内膜炎に対する僧帽弁再置換のⅠ例。 循環器科  2002;51(3):289-290

 

* 坂口元一。特集「循環器系学会を見直す-海外編-」(The Society of Thoracic Surgeons(STS)-2)The Society of Thoracic Surgeons。Cardiovascular Med-Surg  2002;4(3):322-323

* 西村和修。特集「循環器学会を見直す-海外編-」(American Society for Artificial Internal Organs(ASAIO)-1)ASAIOの位置づけ。 Cardiovascular Med-Surg  2002;4(3):324-325

 

110. 米田正始。特集「循環器系学会を見直す-海外編-」(総論-1)企画に際して。Cardiovascular Med-Surg  2002;4(3):283-284

 

111. 野本卓也、西村和修、米田正始。特集「重症心不全」外科的救命法-IABPとPCPS。Cardiovascular Med-Surg 2002;4(4):450-456

 

112. 米田正始。連載「国際学会印象記」第82回AATSに参加して。Cardiovascular Med-Surg 2002;4(11):537-539

 

* 小山忠明。連載「国際学会印象記」第82回アメリカ胸部外科学会。 Cardiovascular Med-Surg  2002;4(11):540-542

 

113. 小山忠明、米田正始。特集「慢性重症心不全への挑戦」慢性重症心不全に対する左室部分切除術(Batista)と左室再建術(Dor)。 循環器科  2002;52(3):203-209

 

114. 仁科 健、三和千里、西村和修、米田正始。 Day surgeryにおける下肢静脈瘤手術。 手術 2002;56(4):457-462

 

115. 中尾 恵、黒田知宏、小山博史、小森 優、松田哲也、坂口元一、米田正始、高橋 隆適応型物理モデルを用いた手術アプローチ検討支援システム VR医学(特集;VRと医学創刊号 2002;1(1):49-57

 

116. 恒吉裕史、金光尚樹、中島博之、三和千里、亀山敬幸、植山浩二、仁科 健、池田 義、西村和修、米田正始。重篤な大血管、血管合併症を有するCABGの検討。循環器科  2002;52(6):554-556

 

117. 植山浩二、米田正始。心筋レーザー治療:レーザー心筋内血管新生術。循環器疾患、最新の治療 2002-2003 2002年 南江堂

 

118. 米田正始。急性心筋梗塞(外科) 今日の治療指針2002年版

 

119. 半田宣弘、米田正始。心移植 社会医学用語辞典 朝倉書店 2002

 

120. 米田正始。(第30回日本血管外科学会総会ランチョンセミナー)血管内膜肥厚の成因とその制御 。 血管医学  2002;3(4):429

 

121. 米田正始、洞井和彦、田畑泰彦。 3.心臓外科における組織再生療法-胸骨再生をめぐって-。歯周組織および顎骨の再生誘導メカニズムの解明と組織再生療法の開発Ⅰ 2002;27-32

 

122. 米田正始。4.パネルディスカッション「歯科領域における組織再生療法の展望」。歯周組織および顎骨の再生誘導メカニズムの解明と組織再生療法の開発Ⅰ2002;33-39

 

123. 植山浩二、米田正始。特集「虚血性心疾患治療の進歩」冠動脈バイパス手術の進歩により適応は拡大された。日本医師会雑誌 2002;128(1):53-57

 

124. 丹原圭一、榊原 裕、米田正始。特集「心血管疾患と再生治療」心筋細胞移植はどう行われるか。Heart View  2002;6(10):1400-1407

 

125. 丹原圭一、藤田正俊、田畑泰彦、米田正始。塩基性線維芽細胞増殖因子による虚血性心疾患の血管新生療法。日本冠疾患学会雑誌 2002;8(3):71-74

 

126. 洞井和彦、米田正始。第Ⅱ部 再生組織 第5章 胸・腹部 1.胸骨。再生医療工学の最先端 2002:127-131 シーエムシー

 

127. 坂口元一、堀井泰浩、米田正始、徳安達士。特集「医用工学におけるモデルの役割:その効果と限界」心臓の柔らかさと再現。 BME  2002;16(8):35-39

 

128. 恒吉裕史、米田正始。循環不全の病態とその対策。2002年度日本消化器外科学会教育集会テキスト 2002;7-16

 

* 西村和修。救急処置の要点IV心臓マッサージ法。外科研修マニュアル各論5(今村正之、山岡義夫、田中紘一編) 2002; 280-283 南光堂

* 西村和修。LVAS軸流ポンプ。「Annual Review 循環器 2002」2002;236-240 南光堂

 

129. 編集主幹;小柳 仁、北村惣一郎、安井久喬。編集委員;上田裕一、川副浩平、黒澤博身、米田正始、須磨久善、渡邊 剛。心臓血管外科手術書 先端医療技術研究所 2002

 

130. 米田正始。第6章 心室形成術-心筋梗塞後心室中隔穿孔に対する左室形成術。編集主幹:小柳 仁、北村惣一郎、安井久喬。編集委員上田裕一、川福浩平、黒澤博身、米田正始、須磨久善、渡邊 剛。心臓血管外科手術書 2002:212-216 先端医療技術研究所

 

* 堀井泰浩、須磨久善。第9章 各種製品の臨床評価-冠動脈バイパス術における赤外線カメラ(IRIS IV)。編集主幹:小柳 仁、北村惣一郎、安井久喬。編集委員上田裕一、川副浩平、黒澤博身、米田正始、須磨久善、渡邊 剛。心臓血管外科手術書 2002:460-461 先端医療技術研究所

 

131. 松田 暉、米田正始、その他。循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2000-2001年度合同研究班報告)-弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン-。Circulation Journal 2002;66(Suppl.IV):1261-1350

 

* 藤田正俊、宮本昌一、丹原圭一。難治性高コレステロール血症に対するHMG-CoA還元酵素阻害剤とコレスチミドの併用効果。 動脈硬化 2002;29(3):51-56

* 丹原圭一、藤田正俊。 特集「心タンポネーデ」心疾患を心嚢液から診る。
Heart View  2002;6(4):546-551

 

132. 山本恭弘、黒田知宏、小森 優、坂口元一、高橋 隆、中尾 恵、小山博史、松田哲也、米田正始。心臓血管外科における拍動を伴う大動脈触診シミュレーションシステム。電気学会論文誌E 2003;123(3):85-91

 

133. 西村和修、米田正始。欧米の心臓血管外科専門医。Cardiovascular Med-Surg  2003;5(3):331-338       

             

134. 池田 義、植山浩二、高 兵、洞井和彦、西村和修、田畑泰彦、米田正始。微小冠動脈に対する新しい血行再建法”Bio-CABG”の実験的検討。Progress in Medicine 2003;23(7):1768-1772

 

*  榊原 裕。国際学会印象記 第16回欧州心臓胸部外科学会議。Cardiovascular Med-Surg
2003;5(1):108-109

 

135. 三和千里、米田正始。重症心不全(3)虚血性心筋症に対する左室形成術。Cardiovascular Med-Surg 2003;5(1):43-46

 

136. 小山忠明、米田正始。難治療心不全治療の最前線 左室形成術。Mebio 4 2003;84-91

 

137. 丹原圭一、米田正始。虚血性心筋症に対する血管新生療法-塩基性線維芽細胞増殖因子徐放化システムの有用性-。医学の歩み(別冊)2003;206(10):824-828

 

138. 金光尚樹、廣瀬圭一、金光ひでお、中島博之、三和千里、亀山敬幸、仁科 健、池田 義、西村和修、米田正始。低侵撃Maze手術の適応と成績  HEART 2003;35 (Supplement 5):7-8

 

139. 米田正始。主要心外奇形を合併した先天性心疾患の外科治療。日本小児循環器学会雑誌 2003;4(19):405-406

 

140. 大仲玄明、丹原圭一、中田朋宏、植山浩二、仁科 健、池田 義、西村和修、米田正始。大腿骨頸部骨折を合併した慢性透析患者の遠位弓部大動脈瘤に対して弓部大動脈全置換を施行した1例。胸部外科 2003;56(6):489-493

*多数の全身疾患や問題をもつ患者の弓部大動脈全置換術をどのように乗り切ったかを議論しました

 

141. 徳安達士、喜多村 直, 坂口元一, 米田正始。左室形成術のための心筋触診訓練システムの開発 。日本コンピューター外科学会誌 2003;5(1):5-13(2003.06)

 

142. 小原邦義、贄 正基、三好 豊、須藤恭一、鳥井晋造、吉村博邦、(コメント)米田正始。陳旧性下壁心筋梗塞に伴った左心室瘤。日本冠疾患学会雑誌 2003;9(3):165-170

 

143. 中尾 恵 黒田知宏、小山博史、小森 優、松田哲也、坂口元一、米田正始 。組織切開・開創シミュレーションによる手術計画支援 日本バーチャルリアリティ学会論文誌  2003;8(2):163-170

 

144. 丸井 晃、米田正始。(編集者)田畑泰彦。心臓外科領域における胸骨再生 胸骨縦隔洞炎予防のストラテジー。ここまで進んだ再生医療の実際 2003;27-34 羊土社

 

145. 坂口元一、米田正始。(編集者)田畑泰彦。心不全の再生医療。ここまで進んだ再生医療の実際2003;124-128 羊土社

 

146. 坂口元一、米田正始。心不全の再生医療。心不全フロンティア-成因の解明から再生医療への可能性- 2003;255-260

 

147. 中島博之、米田正始。心不全に対する細胞移植療法 。Ischemic Heart Disease Frontier 2003;15-19

 

148. 丹原圭一、田畑泰彦、米田正始。 心臓血管領域の再生医療-徐放化ペプチドを用いた局所療法-。 遺伝子医学別冊 ドラッグデリバリーシステム―DDS技術の新たな展開とその活用法 2003;131-135

 

149. 米田正始(監修)、山本順子(編集)、大谷秀夫(編集)、中島博之 (編集)。ナースのための循環器科 2003 メディカ出版

 

150. 中島博之、亀山敬幸、金光ひでお、廣瀬圭一、金光尚樹、三和千里、植山浩二、仁科 健、池田 義、西村和修、米田正始。感染性心内膜炎に対する手術治療成績の検討~患者のQOL向上を目指して。循環器科 2004;55(2):191-193

 

151. 根本慎太郎、小山忠明、米田正始 。マルチモダリティによるCardiac Imaging       [臨床編] 日常臨床における戦略と選択低左心機能に陥った虚血性心筋症に対する外科治療を中心に。INNERVISION 2004;19(5):31-33

 

152. 大野暢久、米田正始。 心室中隔穿孔。胸部外科-緊急治療の最前線-  2004;57(8 Suppl):680-685(7月増刊号)

 

153. 廣瀬圭一、金光ひでお、金光尚樹、亀山敬幸、三和千里、仁科 健、池田 義、西村和修、米田正始。80歳以上の超高齢者に対するCABG。胸部外科2004;57(9): 827-835

 

154. 根本慎太郎 梅原英太郎、池田 義、土井 拓、平海良美、横山純子、乾 賢一、榊原 裕、小山忠明、大野暢久、仁科 健、米田正始。乳児開心術後肺高血圧症に対する経口sildenafil citrateの使用経験。胸部外科 2004;57(9):842-845

 

155. 米田正始。特集:アカデミックサージャンとフィジシャンの教育(2)-外科:アカデミックサージャンとフィジシャンをどう育てるか。Cardiovascular Med-Surg 2004;6(1):64-67
*欧米より恵まれない環境の日本でどのようにしてアカデミックな臨床医を育てるかを識者に論じていただく企画のはしがきです。

 

156. 米田正始。21世紀初頭の循環器医療を取り巻く社会諸問題 総論。Cardiovascular Med-Surg 2004;6(1):7-8   
*循環器の雑誌としてはユニークな、社会問題を正面からとりあげた企画のはしがきです。雑誌は売り切れ御礼となりました。

 

157. 米田正始。心臓血管外科の今日と明日-難症例・重症例へのとりくみ-(平成14年度第3回奈良県医師会生涯教育講座。 奈医報  2004;17(1):55-57

 

158. 丹原圭一、藤田正俊、田畑泰彦、米田正始 。ゼラチン水和ゲルによる徐放化システムを用いたbFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)の今後の展望-動物実験から臨床応用へ-。Cardiovascular Med-Surg 2004;6(3):351-357

 

159. 廣瀬圭一、丸井 晃、新井善雄、洞井和彦、池田 義、田畑泰彦、米田正始。bFGFを用いた血管新生治療-実験の結果より-。Cardiovascular Med-Surg 2004;6(3):407-410
* 丸井 晃。虚血下肢に対する血管新生療法の現況,問題点について-今後の望ましい臨床試験像とは-。Cardiovascular Med-Surg 2004;6(3):410-413

 

160. 中島博之、小山忠明、植山浩二、榊原 裕、丹原圭一、福岡正平、大野暢久、仁科 健、池田 義、西村和修、米田正始。虚血性難治性心不全に対するジオメトリー志向の左室形成術と再生療法 従来の治療限界を超える新たな試み。日本冠疾患学会雑誌2004;10(2):70-73
*虚血性心筋症に対するジオメトリー志向の左室形成術から再生医療までの解説。僧帽弁輪形成術MAPの左室形成術としての有用性も示しました。

 

161. 大野暢久、中島博之、平尾慎吾、小山忠明、根本慎太郎、仁科 健、池田 義、米田正始。重症虚血性心筋症例に対する外科治療より包括的術式を求めて。日本冠疾患学会雑誌2004;10(2):93-96

 

162. 鷹羽浄顕、米田正始。冠動脈インターベンションとDES-DES時代の再生医療-。Coronary Intervention 2004;3(5):96-102

 

163. 原田久子、小湊照代、橋本陽子、梅原英太郎、根本慎太郎、池田 義、米田正始。先天性心疾患開心術後に集中治療室にて重度肺高血圧症を示した乳児の看護-クエン酸シルデナフィル(バイアグラ R)を経口投与された例と-酸化窒素(NO)吸入による治療例との看護のうえでの比較-。HEART nursing 2004;17(10):994-998

 

164. 徳安達士、喜多村 直、坂口元一、米田正始。仮想心臓モデルとハプティックデバイスによる心筋触診訓練システムの開発。計測自動制御学会論文集 2004;40(2):148-154

 

165. 福岡正平、米田正始。虚血性僧帽弁逆流の治療法。Heart View 2004;8(12):72-79
*虚血性MRの手術の最近の進歩を様々な術式(CABG、僧帽弁輪形成術MAP、左室形成術など)を虚血性心筋症とともに説明しつつまとめました。より安全で確実な僧帽弁形成術を目指しました

 

166. 小山忠明、中島博之、米田正始。 拡張型心筋症に対する左室形成術-心筋束構築の温存を目指して-。外科治療 2004;91(5):619-620
*新しいバチスタ手術(心尖部を温存します)の特長・利点を示しました。治療成績は格段に改善しました。

 

167. 笠貫 宏、米田正始、その他。循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2002-2003年度合同研究班報告)-循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドラインCirculation Journal 2004;68(Suppl.IV):1153-1219

 

168. 笠貫 宏 米田正始、その他 循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2002-2003年度合同研究班報告)[ダイジェスト版]-循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドライン Circulation Journal 2004;68(Suppl.IV):1221-1230

 

169. 仁科 健、大野暢久、金光ひでお、小山忠明、榊原 裕、根本慎太郎、池田 義、米田正始 。体外循環非使用下冠動脈バイパス術(OPCAB)におけるScheduled IABPの使用経験。 循環器 2004 in press [56(6)]
*頚動脈に狭窄がある高リスク患者さんにもオフポンプバイパスOPCABが安全に行えることを示しました

 

170. 小山忠明、米田正始。冠動脈バイパス術の進歩とカテーテル治療との比較。
実地医家に必要な医療経済からみた虚血性心疾患治療の治療指針。 医事出版社 2004

 

171. 堀井泰浩、米田正始。 Valsalva洞動脈瘤破裂 。(編集者)山口 徹、堀 正二。循環器疾患最新の治療2004-2005。 南江堂  2004年P221-224

 

172. (監修)米田正始。動脈硬化性疾患患者調査レポート;Vol.2動脈硬化性疾患患者のゼリー製剤へのニーズ。ゼリア新薬工業株式会社  2004年

 

173. 大野暢久、米田正始。心筋梗塞に合併した心破裂(心室中隔穿孔、自由壁破裂):外科。(編集者)赤阪隆史、吉川純一。新・心臓病診療プラクティス2、心疾患の手術適応と至適時期。分光堂 2004年
*外科治療が難しいと言われる心室中隔穿孔を含めた左室破裂に対する手術を解説

 

174. 梅原英太郎、根本慎太郎、加藤 滋、仁科 健、榊原 裕、小山忠明、大野暢久、池田 義、米田正始。増帽弁形成術後急性期の重症肺高血圧症に対し経口シルデナフィルが有効であった1成人例。心臓。2005;37(1)38-41
*肺高血圧症に対してバイアグラが有効であることを示しました

 

175. 根本慎太郎、石井久成、大野暢久、瀬川 一、福田和彦、米田正始。成人開心術後におけるデクスメデトミジンの使用経験。臨床麻酔。2005;29(2)193-196

 

176. 平間大介、根本慎太郎、池田 義、西尾博臣、土井 拓、岩朝 透、加来晴奈、中島博之、大野暢久、仁科 健、米田正始。心雑音を主訴に発見された左室粘液腫瘍の1例。胸部外科。2005;58(2)143-145

 

177. 新井善雄、丸井 晃、田畑泰彦、米田正始。生体吸収性材料からのbFGF徐放システムによる血管新生。日本脈管学会。2005;45:145-150

178. 金光ひでお、米田正始。まい・てくにっく 弓部大動脈置換における分枝再建先行術式。胸部外科。2005;2Vol.58 No.2,103
*私達が行っている脳や脊髄保護を最も重視した弓部大動脈置換術の方法を記載しました。

 

179. 中島博之、米田正始。心臓血管外科領域における組織再生誘導治療 特集Tissue engineeringをベースとした組織生成誘導治療。The Japan Society of Drug Delivery System。2005;Vol.20 No.20.March

 

180. 大野暢久、米田正始。僧帽弁逸脱の弁形成術up-to-date。Heart View。2005. Vol.9 No.7 88-93
*僧帽弁逸脱症に対する弁形成術のさまざまな手術術式を適応ガイドラインとともに論じました。

 

181. 廣瀬圭一、三和千里、仁科 健、池田 義、米田正始。冠動脈バイパス術(CABG)の術式選択の妥当性―EuroSCOREを用いて―。日本心臓血管外科学雑誌。2005.5 Vol.34 No.3p185-189

 

182. 仁科 健、米田正始。心室中隔穿孔手術。ハートナーシング。2005年春季増刊号(通巻234号)
*空間的に判りにくいといわれる心室中隔穿孔手術(梗塞除外手術)を図で解説しました

 

183. 井出雄二郎、根本慎太郎、池田 義、平間大介、糸永竜也、当麻正直、長谷川誠紀、土井 拓、平海良美、米田正始。無脾症候群に合併した気管気管狭窄解除後の軟化症残存に対し冠動脈ステント留置が有効であった1例。胸部外科。2005;7 Vol.58 No.7 p537-540

 

184. 丸井 晃、米田正始。高齢者の心室中隔穿孔などの心筋梗塞合併症。胸部外科。2005年7月増刊号Vol.58 No.8 p652-657
*さまざまな左室形成術(バチスタ手術やSAVE手術など)や心室中隔穿孔への梗塞除外術を図説しました

 

185. 島本 健、米田正始。スムースな手術のための器械出しのコツ心臓外科。OPENURSING。2005年8月号 Vol.20 No.8 p788-792

 

186. 米田正始。総論:悪あがきか、新たな旅立ちか。Cardiovascular Med-Surg。2005.8 Vol.7 No.3 p367-368
*薬剤溶出性ステント(DES)時代の心臓外科のあり方を考える特集のはしがきです。

 

187. 丹原圭一、米田正始。あらゆる英知を結集する集学的外科への道。Cardiovascular Med-Surg。2005.8 Vol.7 No.3 P436-440
*内科治療・外科治療(バイパス手術や左室形成術)から再生医療までを有機的に使いこなす方向性を探りました

 

188. 西尾博臣、根本慎太郎、池田 義、井出雄二郎、土井 拓、中島博之、仁科 健、大野暢久、米田正始。術後の異所性接合部頻拍に対する塩酸ニフェカラントの1有効例。日本循環器学会雑誌。2005年7月 第21巻第4号 P25-28

 

189. 梅原英太郎、根本慎太郎、池田 義、糸永竜也、中島博之、小山忠明、大野暢久、仁科 健、米田正始。両方向性Glenn手術後の肺循環不全に対し経口シルディナフィルが有効であった1小児例。日本循環器学会雑誌。2005年7月 第21巻第4号 P15-18

 

190. 丸井 晃、仁科 健、佐地嘉章、島本 健、丹原圭一、米田正始。心房細動外科の新しい展開―低侵襲Volume reduction Maze手術―。Cardiovascular Med-Surg。2005.11 Vol.7 No.4 p68-73
*従来のMazeメイズ手術では適応にもならない巨大左房や長期AF例に対する新しい手術(心房縮小メイズ手術)を紹介しました。その後欧米のメジャージャーナルにて続編を複数発表しているためそれらもご参照ください。

 

191. 根本慎太郎、池田 義、Christian PR Brizard 米田正始。心外導管によるFontan型手術時の開窓作成工夫―Kissing吻合―。胸部外科。2005;9 Vol.58 No.10 p875-878

 

192. 丸井 晃、米田正始。薬剤溶出ステント時代における心臓外科の役割。冠疾患誌。2005;11 p149-153

 

193. 金光尚樹 米田正始  虚血性心疾患に対する血管新生・心筋再生療法 日本外科学会雑誌  2006;107(1):33-37

 

194. 仁科 健 米田正始 まい・てくにっく  虚血性心筋症に対する左室形成術(SAVE手術) 胸部外科2006;6 Vol.59 No.6
*左室の洋梨型ジオメトリーを維持しながら縮小・形成できるSAVE法を簡明に図説しました

 

195. 仁科 健 米田正始  「虚血性心筋症の治療」-虚血性心筋症に対する再生医療の臨床応用への展望-   日本冠疾患学会雑誌 2006.Vol.12 No.1;89-92

 

196. 米田正始  弁膜症の手術、機械弁か生体弁か  日本心臓財団 2006. Vol38. No4. 414-415
*ラジオ日経で放映したものをまとめました。僧帽弁形成術ができない硬化弁で、人工弁置換するときの弁の選択をさまざまなケースで考察しました

 

197. 米田正始 総論(循環器医のキャリアデザイン) Cardiovascular Med-Surg. 2006.Vol.8 No.3
*循環器の内科または外科を今後専門とする若い人たちが大きく展開するために何が求められるか、何をすべきかなどを論じていただいた特集のはしがきです。

 

198. 米田正始 重症川崎患児に外科としてできること Progress in Medicine 2006
*川崎病研究会での講演内容をまとめたもの。川崎病の冠動脈病変の早期治療は進歩をとげ、バイパスなどの手術を不要にしました。しかし病変を持つ患児が成人になり生活習慣病が合併すると新たな注意が必要となります。そうした観点から外科としてでき得る貢献を論じました。

 

199. 新井善雄 丸井 晃、米田正始 塩基性線維芽細胞増殖因子徐放システムを用いた再生治療 日本臨床 2006;Vol.64No11:2142-2147

 

200. 佐地嘉章 米田正始 虚血性心筋症ならびに虚血性僧帽弁閉鎖不全症に対する外科治療:病態の本質をふまえて 日本冠疾患誌 2006;12:227-230
*虚血性僧帽弁閉鎖不全症の外科治療の基本(弁形成術、左室形成術など)をまとめました。

 

201. 丹原圭一 米田正始 末期心不全の細胞移植療法-徐放化細胞増殖因子投与による移植効果の増強-  Tokyo Heart Journal 2006;26.2:42-48

 

202. 廣瀬圭一 米田正始  冠動脈バイパス術 山口 徹・堀 正二 循環器疾患最新の治療2006-2007 南江堂
*CABGの適応から術式・グラフト各論・評価まで多角的に論じました

 

金光ひでお 第4回欧州心臓胸部外科会議Cardiovascular Med-Surg  vol8 No.1 2006.2 メディカルレビュー社

 

203. 仁科 健 狭心症(外科) 山口 徹・北原光夫・福井次矢 今日の治療指針 私はこう治療している 医学書院2006
*狭心症に対する外科治療とくにCABGの基本がまとめられています

 

204. 丸井 晃 田畑泰彦、福島正典、北 徹、中尾一和、木村 剛、伊藤 松井茂之、長谷川浩二、堀内久徳、原田昌樹、山本雅雅哉、小島伸介、仁科 健、池田 義、米田正始  bFGF徐放による「時間的・空間的」局所血管新生-安全性・低侵襲性への新たな試み-  Cardiovascular Med-Surg  メディカルレビュー社 2006.vol8 No.2;203-207
*bFGF徐放(遺伝子不要、細胞やGCSFも不要)の臨床試験の日本語第一報です。

 

205. 島本 健 米田正始 心筋保護駅とその注入法  倉橋和之・中澤亜由美  リサ Life Support and Anesthesia メディカル・サイエンス・インターナショナル 2006.Vol.13No.6;534-537

 

206. 佐地嘉章 米田正始  外科的治療の実際 増山 理 エキスパートをめざす 循環器診療 心不全・ショック 南江堂2006

 

207. 仁科 健 丸井 晃、米田正始  心臓手術に対する胸骨再生療法の必要性  松本邦夫、田畑泰彦 細胞増殖因子と再生医療 メディカルレビュー社 2006
*今後胸骨の治癒で困る患者さんが根絶できるように開発した再生治療のレポートです

 

208. 丸井 晃 米田正始  血管新生 松本邦夫、田畑泰彦 細胞増殖因子と再生医療メディカルレビュー社 2006

 

209. 丸井 晃 米田正始  再生医療に役立つDDS ~より一層の安全性・有効性をめざして バイオテクノロジージャーナル ㈱羊土社 2006 9-10
*再生医学の中でも成長因子の徐放を軸とした安全で効果的な方法をDDS(drug delivery system)の観点からまとめてあります。

 

210. 佐地嘉章 米田正始 僧帽弁疾患の外科治療 吉田 清 新 目でみる循環器病シリーズ 弁膜症、心膜疾患、心内膜炎 メディカルビュー社 2006 10
*僧帽弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症に対する弁形成術や弁置換術に関する基本的知識がガイドラインに沿って得られます。重症の虚血性僧帽弁閉鎖不全症に対する左室形成術まで言及しました

 

211. 長澤 淳 新井善雄、米田正始  心臓血管外科領域の再生医療-実験から臨床へ   循環制御 日本循環制御医学会 2006-9;Vol27No,3
*再生医学の中でも成長因子の徐放を軸とした安全で効果的な方法をまとめてあります。

 

212. 阪口寿仁 丸井晃、丹原圭一、米田正始  心臓外科領域における再生医学の応用   豊岡秀訓、花岡一雄、福田和彦、弓削孟文 Anesthesia 21 Century  株式会社ソフトナイン  2006;Vol.8No.3-26:36-40
*再生医学の中でも成長因子の徐放を軸とした安全で効果的な方法をまとめてあります。

 

213. 米田正始 オープニングリマークス 虚血性僧帽弁閉鎖不全症の左室・僧帽弁ジオメトリー 日本冠疾患誌 2007;13:145
*虚血性僧帽弁閉鎖不全症の最近の概念・内科診断治療・外科治療特集のはしがきです。

 

214. 野中道仁、福岡正平、増山慎二、島本 健、佐地嘉章、丸井 晃、山崎和裕、仁科 健、池田義 米田正始 Ventricular diseaseとしての虚血性僧帽弁閉鎖不全症の外科治療 日本冠疾患誌 2007;13:146-150
*虚血性僧帽弁閉鎖不全症の最近の外科治療(弁形成術、左室形成術、新しい腱索移転 translocationなど)をまとめました。

 

216.梁取誠、富田伸司、上野陽一郎、三浦洋市、後藤拓也、米田正始。人工弁感染性心内膜炎に対する再弁置換術における心膜ストリップ法の応用 胸部外科 2007;60:461-5
*MRSAによる人工弁感染PVEに対して、人工弁が感染部と直接接しない工夫をして根治術に成功した一例です。

 

217.柳茂樹、米田正始 心不全再生医療研究の現状と今後の展望 特集・心不全―上 日本臨床 2007;65:29-34

 

218.米田正始 「心臓移植」 監修:松野正紀 編集:北島正樹 加藤治文 畠山勝義 北野正剛 標準外科学第11版 医学書院 2007年
*心移植の最近の情勢を簡略にまとめました

 

219.阪口仁寿、丸井晃、丹原圭一、米田正始 DDSをもちいた心臓血管外科領域の再生医療 I 再生医療を実現するDrug Delivery System技術 再生医療 2007;6:15-9
*DDS再生医療の最近のまとめです

 

220.島本健, 米田正始 心室再同調療法を中心とした集学治療の組み立て方 Dyskinesisとdyssynergy を同時に治療する 重症心不全に対する左室形成術とCRTの併用療法 循環器専門医 2007:15;38-41 

*左室形成手術とCRT(両室ペーシング)の併用効果を示しました。

 

221.丸井晃, 仁科健, 丹原圭一, 佐地嘉章, 山崎和裕, 池田義, 米田正始 心房細動の外科治療 左房拡大例に対する心房細動手術  心臓2007;39;350-4

*心房細動の外科治療のなかで従来のメイズ手術では治せないケースに対して開発した心房縮小メイズ手術が効果的であることを示しました。

 

222.江崎二郎, 丸井晃, 米田正始 血管を作る蛋白質bFGF 検査と技術2007;35:581-3

*bFGF (basic fibroblast growth factor)の血管新生作用とくに動脈新生作用や特徴を解説しました

 

223.米田正始 心不全の外科 Pharma Medica 2007;25:133-5

*うっ血性心不全に対する非移植・外科治療の現況を論じました

 

224.丸井晃, 米田正始 組織工学を用いた再生治療 生体吸収性材料によるドラッグデリバリーシステム(DDS)を応用した新世代の再生医療 循環器専門医2007;15:231-9

*再生医療の方法論の中で、安全性と確実性の観点で優れた生体吸収材料によるDDSとくに成長因子の徐法を紹介しました

 

225.米田正始  いま、弁膜症にどう対応するか  外科治療のタイミングと遠隔成績 僧帽弁形成術(逸脱・リウマチ性)および三尖弁形成術 Heart View 2007;11:1164-9

*患者さんにとってメリットが大きい僧帽弁形成手術と三尖弁形成手術を解説しました。ワーファリンの長期合併症が注目を集める中で今後ますます重要性が高まるでしょう。

 

226.杉本亮大, 米田正始 臨床応用への道 循環器系の再生医療 細胞成長因子を用いた治療を中心に ティッシュエンジニアリング2007:189-94

*新しいティッシュエンジニアリング法としての細胞成長因子徐放について論じました。

 

227.米田正始, 相田伸二 心臓手術の実際 外科医が語る術式、臨床工学技士が語る体外循環法 左室形成術と体外循環法 京都大学医学部附属病院 Clinical Engineering 2007;18:1207-1215

*開心術のための体外循環法を外科医と臨床工学士の2つの視点で論じました。これらの密な連携が大きな意義をもつことも示しました。

 

228.米田正始, 田畑泰彦 再生医療の現状を識る 治す bFGF徐放と細胞移植による新しい血管再生療法 Heart View 2007;11:1438-45

*新しい血管新生治療をご紹介しました。

 

229.森本達也, 砂川陽一, 川村晃久, 高谷智英, 和田啓道, 宮本昌一, 長澤淳, 米田正始, 藤田正俊, 島津章,北徹, 長谷川浩二 心筋細胞核をターゲットとした新しい心不全治療の可能性 適応医学 2008;11:19-26

 

230.丹原圭一, 丸井晃, 米田正始 わが国における再生治療の臨床試験 徐放化塩基性線維芽細胞増殖因子を用いた重症虚血性心疾患ならびに重症下肢虚血に対する臨床試験の現況 循環器専門医 2008;16:90-96

*bFGFの徐法による血管新生(動脈新生)を心臓・下肢・胸骨に対して用いた臨床試験のご報告です。

 

231.米田正始, 田畑泰彦 DDS技術の最前線 再生医療を実現しつづける 心血管領域の再生医療 Medical Science Digest 2008;34:123-126

*再生医療でこれまでの細胞移植の壁を破る努力を報告しました

 

232。丹原 圭一 , 丸井 晃 , 米田 正始

徐放化塩基性線維芽細胞増殖因子を用いた重症虚血性心疾患ならびに重症下肢虚血に対する臨床試験の現況(5.わが国における再生治療の臨床試験,<特集II>第71回日本循環器学会学術集会)

循環器専門医 : 日本循環器学会専門医誌 16(1), 90-96, 2008-03-25

 

233。馬場 寛 , 小川 真司 , 深谷 俊介 , 北村 英樹 , 青木 雅一 , 米田 正始 , 大川 育秀

多枝冠状動脈バイパス術におけるグラフト選択およびデザインの検討

日本心臓血管外科学会雑誌 38(6), 355-360, 2009

 

234。西村 善幸 , 大川 育秀 , 馬場 寛 , 深谷 俊介 , 青木 雅一 , 小川 真司 , 米田 正始

虚血性心筋症に対するDor手術の遠隔成績と問題点

日本心臓血管外科学会雑誌 38(1), 1-6, 2009-01-15

 

235。油布 健二 , 首藤 喬 , 徳安 達士 , 安部 憲広 , 丸井 晃 , 金尾 昌太郎 , 米田 正始

1P1-G02 患者データから自動生成された臓器モデルへのハプティックデバイスによる接触と変形に関する研究

ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2009, “1P1-G02(1)”-“1P1-G02(2)”, 2009-05-25

 

236。首藤 喬 , 油布 健二 , 徳安 達士 , 安部 憲広 , 米田 正始 , 丸井 晃 , 金尾 昌太郎

1P1-G06 心臓外科手術プランニング支援のための患者CT画像からの遠位弓部大動脈検出と可視化

ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2009, “1P1-G06(1)”-“1P1-G06(2)”, 2009-05-25

 

237。米田 正始 , 北村 英樹 , 深谷 俊介 [他] , 小山 裕 , 丸井 晃 , 大川 育秀 虚血性僧帽弁逆流 : 外科治療の適応は?

日本心臓病学会誌 =Journal of cardiology. Japanese edition 4(2), 153-157, 2009-10-15

 

238。徳安 達士 , 首藤 喬 , 油布 健二 , 安部 憲広 , 丸井 晃 , 金尾 昌太郎 , 米田 正始

2P1-B16 医療画像と経験則に基づく大動脈瘤診断支援システム

ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2010, “2P1-B16(1)”-“2P1-B16(2)”, 2010

 

239。徳安 達士 , 首藤 喬 , 油布 健二 , 丸井 晃 , 金尾 昌太郎 , 米田 正始

知的画像処理による造影CT画像からの大動脈瘤形状検出

Journal of Japan Society of Computer Aided Surgery : J.JSCAS 12(3), 278-279, 2010-11-02

 

240。徳安 達士 , 油布 健二 , 首藤 喬 , 丸井 晃 , 金尾 昌太郎 , 米田 正始

他者の鉗子操作データ模倣による手術訓練効果の検証に関する研究

Journal of Japan Society of Computer Aided Surgery : J.JSCAS 12(3), 400-401, 2010-11-02

 

241。米田 正始 , 北村 英樹 , 深谷 俊介 [他]

虚血性僧帽弁閉鎖不全症に対する外科治療はいかなるときに考慮すべきか (AYUMI 心臓弁膜症の今日的課題)

医学のあゆみ 236(9), 832-838, 2011-02-26

 

242。米田 正始 , 木村 有成 , 深谷 俊介 , 北村 英樹 , 三和 千里 , 大川 育秀

左室リモデリングへの外科的アプローチ─STICH trialは正しいか?臨床的・文献的検討と実験的研究から検証する

日本冠疾患学会雑誌 18(3), 270-277, 2012

 

243。米田 正始 , 福永 哲

九〇歳を超えてもできる手術 (大型特集 16人の医師だけが知っている 医療と健康の常識を疑え)

文芸春秋 91(6), 316-318, 2013-05

 

244。米田 正始

「非」の立場から,チョコレートは体に悪い? (誌上ディベート チョコレートの是非)

Anti-aging medicine 11(1), 90-93, 2015-02

 

245。米田正始、太田剛弘

僧帽弁逸脱症

1336専門家による 私の治療 日本医事新報社 291-3, 2017

 

246。千歳論文に対するEditorial Comment 米田 正始 心臓 48(10), 1199-1199, 2016

 

247。非移植対象患者の機能性僧帽弁閉鎖不全症や拡張型心筋症への外科治療 (特集 重症心不全に対する最新の外科治療) 米田 正始 , 藤原 祥司 , 氏家 敏巳 胸部外科 71(7), 488-493, 2018-07

 

248。低左心機能患者の心臓血管外科術後リハビリテーション進行と運動耐容能の検討

渡部 勇樹 , 御書 孝彰 , 氏家 敏巳 , 米田 正始    理学療法学Supplement 46S1(0), A-101_1-A-101_1, 2019

 

249。肺動脈 (特集 総おさらい! 知っておきたい心臓の解剖 : 臨床を見据えた解剖学) — (治す : 解剖学的にみた循環器治療とピットフォール) 米田 正始 Heart view 23(2), 214-216, 2019-02

 

250。重症虚血性・機能性僧帽弁閉鎖不全症に対するデュアル形成術 (特集 弁形成術の最新の知見) 米田 正始 , 神谷 賢一 胸部外科 73(1), 16-21, 2020-01

 

 

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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週刊文春        2007年3月8日号   京大病院版「白い巨塔」

読売新聞        2007年3月30日付  京大病院問題 「解任」「訴訟だ」ドロ沼
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京大学生新聞     2007年4月5日  検証 ① 京大病院 米田診療科長 解任事件

京大学生新聞     2007年4月20日 検証 ② 京大病院 米田診療科長 解任事件

読売新聞        2007年9月11日

米田教授、京大と和解 地位確認訴訟”痛み分け”復職し翌日退職

                             ※この記事・写真等は、読売新聞社の承諾を得て転載しています。 

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朝日新聞         2007年9月12日

米田教授と京大病院和解 地位保全仮処分巡り 14日付復職、翌日退職                                              ※朝日新聞社に無断で転載することを禁止いたします。

月刊誌 新潮45    2007年10月号

「神の手」心臓血管外科医辞任へ どこへ行く京大病院

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
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https://www.shinzougekashujutsu.com/web/2007/10/post_0add.html

ご支援を下さった患者さん達へのご報告と御礼

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拝啓

皆様方にはますますご清祥のことと存じます。平素は一方ならぬご厚情とご高配を賜り感謝申し上げます。
さて私、京大病院にて重症や高齢者を含めた患者さんたちを24時間体勢で全力挙げて治療し、また昨年末からの京大病院での一件からは、本来の責務を果たせる体制を取り返すべく、努力して参りました。直接の話し合いが十分にはできない状況のため、司法の場でも頑張って参りました。

しかしこの異常な状態が長々と続けば多くの患者さんや関係の方々にご迷惑がかかることを考慮し、京大病院側と和解交渉も行っていました。このほど和解が成立し、9月14日で京大心臓血管外科診療科長に復帰し、同15日付けで京大を退職致しました。

和解内容は上記の診療科長復帰とみずからの意思で退職すること、そして患者さんの治療や新治療法開発ために日夜尽力し、心臓手術の良好な成績を上げ(日本の有力施設の半分の死亡率)、多くの成果・業績を世に出したこと等を実質的に認めて戴きました。

この9ヶ月間、皆様方には2万を超える大切なご署名をはじめ、心温まるご支援やご指導を戴き、本当にありがとうございました。今回の問題の発端になったと言われる京大の脳死肺移植事例でも、患者さんたちの正義の訴えが警察を動かし、脳酸素モニターを設置しなかった病院に対する刑事告発が受理されました。

私自身は一教授よりも一心臓外科医であることが求めるものであると悟りましたので、今後は患者さん本位の治療ができる民間の専門病院(ハートセンター)にて精進したく存じます。

9月16日付けで豊橋ハートセンター(愛知県、外来は月曜日午後)と大和成和病院(神奈川県、外来は金曜日午後)の二箇所を拠点に診療活動を開始いたしました。心臓手術はもとより再生医療などの新治療も完成させ患者さんのお役に立てたく考えております。国内・海外からも協力や支援の申し出があり、これから頑張って実現したく思います。

またこれまで特にお世話になりました患者さん方にご恩返しをするために、相談用ホットラインを設けました(080-6105-8231 米田心臓外科オフィス)。何かお困りのことや相談したいことなどがありましたらご連絡ください。また患者さんの会の方々のご協力で懇親のための会を定期的に持たせていただく予定です。詳しくはこのサイトや患者さんの会からの連絡等でお伝えしたく存じます。

これまで皆様から戴いたご厚情を忘れず、努力して行く決意です。今後もよろしくお願い申し上げます。このたびは誠にありがとうございました。

敬具

平成19年10月22日
豊橋ハートセンター心臓血管外科、大和成和病院心臓血管外科
米田正始 拝

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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異動のご挨拶 ――― お世話になった医療関係者の皆様へ

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拝啓

先生方にはますますご清祥のことと存じます。平素は一方ならぬご高配を賜り感謝申し上げます。

さて私、京大病院心臓血管外科で教授と診療科長が分離した状態で成人開心術が僅かしかできない現状が長々と続けば多くの患者さんや関係の方々にご迷惑がかかることを考慮し、京大病院側と係争のみならず和解交渉をも行っていました。このほど和解が成立し、9月14日で診療科長に復帰し、同15日付けで京大を退職致しました。ここまでの経過につきましては本サイトの「京大病院心臓血管外科手術の自粛問題」 についてをご参照下さい。

和解内容は上記の診療科長復帰とみずからの意思で退職すること、そして患者の治療や新治療法開発ために日夜尽力し、教室として心臓手術の客観的に良好な成績を上げ、成果・業績を出したこと等を実質的に認めて戴きました

この9ヶ月間、先生方にはご迷惑とご心配をおかけし、あらためてお詫び申し上げます。私自身は一教授よりも一心臓外科医であることが求めるものであると悟りましたので、今回の事件は外科医人生をもう一回分与えられたチャンスと受け止めて、9月16日付けで豊橋ハートセンターと大和成和病院の二箇所を拠点に診療活動を開始いたしました。臨床に精進しながら臨床研究および若手の育成を続けたく存じます。学会活動等でも今後もよろしくご指導戴ければ幸甚です。弁形成術や左室形成術、心房縮小メイズ手術、大動脈や基部再建などの心臓手術はもとより再生医療などでもここまで進めて来た仕事をもう少し進めたく考えております。

先生にはこの9年半の一方ならぬご厚情とご指導に感謝申し上げます。末筆ながら先生のご健勝とご発展を祈ります。

敬具

平成19年9月20日

豊橋ハートセンター心臓血管外科、大和成和病院心臓血管外科
米田正始 拝

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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9.心臓血管外科の卒後研修―若い先生方や学生諸君に

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修練医募集:医誠会病院・心臓血管外科では症例数の増加のため修練医を158752883募集します。

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心臓血管外科の卒後研修

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【1】 初期研修

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若いころの苦労は貴重です。
内容が蓄積され、後の飛躍に役立つ、
そんな苦労をしてほしく思います

何を学ぶべきか、

とくに心臓外科を将来目指すという観点からどういう初期研修が望ましいか?

一般内科・総合診療科で基盤を固めるのが良いか?

循環器内科も役立つのでは?

外科(腹部一般外科)は心臓外科専門医のまえにある程度経験が求められるし

麻酔科や救急も重要かも?

何より患者さんの信頼を得る、患者さんに愛される資質は医師として必須では?

そういえばコメディカルの皆様にも大事にされる医師にならないとね

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参考: 天理よろづ相談所病院 (ジュニアレジデント、シニアレジデント)

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【2】 初期研修のあとの専門修練をどのようにしたら良いか?実力をつけるためにはどういう修練が望ましいのか?

外科医ひとりあたりの心臓手術数は? 159607937

指導者は?ただ手術の手の指導だけでなくアタマを使う、考える指導は?

重症患者ほど発生するさまざまな全身の問題を解決する能力は?

そしてそれを発信し、みずからを示すちからをどうつける?

将来教授になりたい人に、そのための必修事項は何か?

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ILM14_BL04001

【3】 英語の勉強はどうするか?:

近い将来海外で臨床研修をと考えているひとにはTOEFLでの高得点が必要です。

実質的なメリットも大きく、ぜひ取り組むことを勧めます。読み聴き話すちからがつきますのでぴったりです。

欧米、豪州のいずれにも同タイプの英語試験で高得点することが求められます。

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【4】 USMLEなどの海外での国家試験はどうするか?

.Bn2-23

アメリカで研修希望なら必須ですが、カナダや豪州などではそこまでは不要です。

USMLEのStep1つまり基礎医学は早めに合格することをお勧めします。Step2は医師になってからでも行けるでしょう。

臨床英語のところは海外のほうが勉強しやすいようですが、私のところでは適宜外人患者の役を私が引き受けて勉強できるようにしています。

USMLEを受ける代わりに研修はカナダや豪州などにして、生じた時間の余裕で英語論文を何本か書くほうが良い場合もあるでしょう。どちらを選択するかよく考えましょう。

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193303376【5】 そのための必要条件ともいえる(腹 部一般)外科研修をどのようにこなせば良いか?

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本当に何年もかかるのか? その時間を短縮してもっと有意義な過ごし方はないのか?

質量とも充実した施設なら1年以内に必要な症例数は確保できます。この段階で何年も使うことは不利です。

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【6】学会は役立つのか?学会で発表したり参加することはどのように役立つのか?

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うまく活用参加すれば大変役に立ちます。

学会は単に発表するとか聴講するだけでなく、新たな出会いや旧交を温める、人間的な場としても大切なのです。

偏狭なムラ意識から脱却し、全国的視野さらに国際的視野を持ちたいものです。そこでチャンスはさらに大きく広がるでしょう。

ちなみに私はトロント大学への臨床留学も、メルボルン大学での准教授留学も、学会のときの話し合いの中からチャンスを頂きました。コネでもカネでもなく、熱意とそれまでの実績だけでの勝負でした。

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チャレンジャーズライブについて  

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【7】 学位(医学博士) 取得をどうす Ilm2009_03_046-sるか?取るメリットはあるのか?

心臓外科医になるために貴重な30代を研究に費やして大丈夫なのか?

そもそもまだ心臓手術の執刀も満足にできないのに試験管を振るような研究をする余裕があるのか?

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学位のために何年も使ってしまうと、留学はどうなるのか?

留学を数年やって執刀実力や見識をつけたとしても年齢が高くなっていると帰国後のポストは大丈夫か?

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病院勤務しながら学位は取れないか?

たとえば社会人大学院生のように。

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このように熟考すべきことは多数あります。

それでも大学院や学位は、かつてのご利益は半減した感があるものの、使いようによってはメリットは残ります

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cdsu003-s【8】 心臓血管外科専門医資格をどうするか?

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資格 を取って役立つのか?

資格を取らない場合の不利益は?―なしでは肩身が狭いでしょう。とくに部下ができたときに困ります。

なぜ部下ができたら困るかといえば、その部下にまた部下ができると困るからです。

つまり資格を取らずとも実質的には困らないという可能性もあるのですが、日本全国で高い質の医療を学会主導で全国皆のちからを集めて努力しているときに、それに背を向ける意味はないと思います。

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外科修練、筆記試験の準備、必要症例数をこなすことなどをはじめとして、専門医資格を取る過程で学ぶものも多いと思いますし、まずは張り切って資格を取り、そこから次のステップへと早く進むのが良いと私は思います。

参考:専門医取得や更新のための条件

問題提議エッセイ: 心臓外科はほんとうに若手に人気がないのか?

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【9】 心臓外科臨床で留学したいがどんな準備が必要か Natu_0022?どこでどんな経験ができるか?

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参考:
心臓外科(心臓血管外科)の留学について

参考:トロント大学(トロント総合病院TGHなど)

参考:スタンフォード大学(スタンフォードメディカルセンター)

参考:メルボルン大学 (オースチン病院など)

欧米豪の先進国と、アジアや東欧などの新たなグループと、それぞれどういう特長があるか?

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【10】 そもそもどういう心臓外科医になりたいか?

臨床(手術中心 or それ以外?)か、

教育(臨床教育 or 研究教育?)か、

研究 (臨床研究 or 基礎研究?)か?

形態的にいえば大学教授か、大病院の部長か、小さい専門病院のリーダーか、開業を含めた病院経営者兼任か、その他か?

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【11】 心臓外科( 191016173心臓血管外科)は潰しが利くのか?つまり引退後にも何か活躍の場や能力が身につくのか?

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心臓外科を数年以上やってから他領域で立派になった医師を多数知っています。

腹部一般外科、循環器内科、一般内科、在宅医療、プライマリケア、眼科、美容外科、大学教授などの研究職その他さまざまです。

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外科的技術とくに血管外科技術や、心不全管理や呼吸管理、透析をはじめとする全身管理、なかでもどの領域でも起こり得るアレルギーやアナフィラキシーへの敏速かつ的確な処置を IMG_1578-3行う能力はまさにどこの領域でも重宝されています。

実験研究でも心臓外科医の技術をもってすれば大動物の難しい実験もへっちゃらです。

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もちろん心臓外科医を目指す以上は、なるべく本来の道を歩み、自己実現を達成してほしく思います。

同時にそれほど誇り高い職種、空軍で言えばトップガン、映画界でいえばスーパースターの要素をもつ職種であるということは知って頂きたいものです。

当然そこには厳しい訓練、自己犠牲を伴います。

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途中で他の分野をやりたいときには何 184701458ができるのか?という質問を受けることがありますが、上記のように何でもできる(若ければ)、いろいろできる(歳を取ってからでも)ということになるでしょうか。

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やはり若い時の苦労は買ってでもやりなさい、と大先輩に教えて頂いたことは本当と思います。楽な生活をもとめて「楽な」科に行くというのは、患者さんに対しても、その科に対しても、社会に対しても失礼なことではないでしょうか。

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そもそも医師ひとりを育てるのにどれだけの税金が投入されているかを考えれば、ただ楽な人生を歩みたいひとは医学部には入るべきでないと思います。

185065040.


【12】
心臓外科(心臓血管外科)の名医とは?

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【13】 スタートに出遅れた君へ―――学士入学から輝く心臓外科医へ。数年間の遅れ、しかし他領域を学んだ能力を活かす道は?

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 学生さんからのお便り1: 臨床実習を終えて

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【14】 視点を変えて、君は下記の心臓手術や血管手 体外循環概観術のうちどれができるか?(順不同)

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術前術後管理(ベンチレーター、スワンガンツ、強心剤、降圧剤、タンポナーデ診断、経胸壁エコー、経食エコー、IABP、PCPSその他)、

患者・家族とのコミュニケーション、コメディカルとの連携、

SVG採り、閉胸、開胸、ITA採り、RA採り、

ポンプのセットアップ(カニュレーション)、末梢血管の露出と吻合、ASD執刀、

IMG_0229b2AAA執刀、ステントグラフト挿入術、

RCPカニュラ挿入、LA-LVベント挿入、ポンプからの離脱、

AVR、MVR、オンポンプCABG、オフポンプCABG、

僧帽弁形成術、ベントール手術、

ートアクセス法のMICS(左写真)や胸骨部分切開法、MIDCAB(ミッドキャブ)などのミックス手術、

David手術(自己弁を温存する大動脈基部再建)、

Dor手術などの左室形成術、

急性大動脈解離への近位弓部大動脈置換、ホモグラフト・ステントレス弁での置換、図 VSP手術

弓部大動脈全置換、

VSP除外術(右図)、ロス手術、その他。

などなど、さまざまな疑問や不安があるかもしれません。

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お問い合わせの内容によってはメール等でアドバイスするなり、直接お話するなりしてお役に立ちたく思います。

また医誠会病院への見学を歓迎します。

前もってメール等でご連絡いただければスケジュール合わせをして、できるだけ有意義な時間が持てるようにしたく思います。

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いろんな病院をvisitし、いろんな先生らと語るのが視野を広め成長するために役立ちます。名もない若手医師だからと言っていい加減にあつかうような「大先生」がもしいたら、その「大先生」の予後は不良と笑ってあげて下さい

        お問い合わせは zeek-m@bf7.so-net.ne.jp までどうぞ

 

 

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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事例 3 EVARを活用するハイブリッド治療 

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<手術前> 77歳女性、胸腹部大動脈瘤の破裂で重篤な状態で他病院からのご紹介で来院されました

全身の衰弱で状態が悪く、通常の手術は難しいということでステントグラフトEVAR)と従来型手術を組み合わせたハイブリッド治療を選択しました。

つまり腹部大動脈の重要な枝たとえば腎臓へ行く動脈や胃腸・肝臓へ行く動脈をバイパスし温存したうえで、大動脈にステントグラフトEVARを入れて瘤をつぶすようにしたわけです。

腹部血管のバイパス手術は腹部大動脈瘤手術に準じたリスク、つまりかなり低いリスクで安全に行えますし、

その後であればステントグラフトEVARで大動脈瘤を細くしてもそう危険ではありません。

手術もステントグラフトEVARも順調に行えました。

 

<手術後>

 

破裂性胸腹部大動脈瘤のCT写真です。体の半分近くが大動脈瘤または出血の血液という恐ろしい状態でした 32_2

 

 

 

 

 

 

ステントグラフトを入れたあとの姿です。もとの瘤はかなり落ち着きました

34_5

超重症の患者さんでしたが、

ハイブリッド手術の低侵襲性つまり体への負担が軽かったおかげで、元気に退院されました。 こうして腹部大動脈の重要枝にバイパスを付けてからステントグラフトを入れれば、低い侵襲で大きな治療ができ、体力の弱った患者さんに有利です。これこそ患者さんに優しい治療です

胸腹部大動脈瘤へのステントグラフト(EVAR)治療に先立ち、

 腹部動脈にバイパスをつけて内臓が守られるようにしたのが画像にて見ることができます(矢印1)。

これでステントグラフトEVARが遠慮なく力を発揮できます(矢印2)。

 

 

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事例 2 急性大動脈解離に対するヘミアーチ置換術 (73歳女性、AS、MR、大動脈解離)

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21_2手術事例2-1上行大動脈は解離のため膨れかつ青くなっています(矢印)。

破裂寸前の状態でした。

急性大動脈解離の手術では心膜を開けるときの対応が重要で、

ある程度以上タンポナーデになっているケースではそっと開けて血圧が急激に上昇しないよう注意が必要です。

ショック状態や心停止なくここまで来れば救命率は極めて高くなります。

 

22_2症例2-2低体温循環停止のもと、上行大動脈を切開しました。

解離腔が見えます(矢印)。

急性大動脈解離に対しては約8年前まではGRFグルーを使用し、実際有用で便利な道具ですが、その後組織を壊死させるという報告が出されたため個人的には使用はケースバイケースにしています。

吻合は外膜を活用し強度と止血を達成するようにしています。

Davidの方法で、グルーもプレジェットも使わないテレスコープ法(望遠鏡のような構造で人工血管が内側に入る)でプロレーンの連続縫合で一気に終わります。循環停止時間15分程度であれば脳保護の点でも有利です。


23_2症例2-3人工血管(矢印)を用いた遠位側吻合が完了しました。
循環再開しています。

適宜プレジェット付きプロレーンで吻合部を補強します。

テキサスのサフィー先生・コセリ先生のご推薦の方法です。この10年以上使って来ましたが、良い方法と思います。

日本では山本晋先生らも愛用しておられます。

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症例2-4 大動脈基部での吻合準備中。
24_2   解離がおよんでいるのが見えます(矢印)

この吻合も人工血管を内側におくテレスコープ法でとくにプレジェットを使いません。

なお大動脈基部に解離が及んでいる場合、冠動脈口とくに右冠動脈口の周囲をプレジェット付き糸で内外に補強(リベット打ちと呼んでいます)し、大動脈弁の3つの交連部も同様に補強し安全を期します。

GRFグルーは使わないか、使っても少量が良いと考えています。

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25症例2-5 大動脈弁(矢印)に狭窄と病変があったため、
通常とは異なり弁置換することにしました。

このように弁の破壊が進んでいるケースでは、患者さんの年齢によっては生体弁の方が有利なことがよくあります。

内容をしっかり吟味して方針を決めることが大切です。

急性大動脈解離でも高齢者の症例が増え、こうしたケースがよく見られるようになりました。

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26 症例2-6 僧帽弁(矢印)を観察すると弁輪形成が必要な
状況でした。

弁葉がやや短縮し、弁輪が広がり気味であることも加わり、弁葉が閉じられなくなったようです。

術後の心不全を防止し立ちあがりを促進するために僧帽弁輪形成術は有用なことが多々あります。

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27症例2-7 僧帽弁輪を形成しました。

矢印は形成用リング。

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できるだけ患者さん自身の僧帽弁を活用するようにしています。

.工夫して左室内圧を高め、逆流試験にも合格です

 

28症例2-8 大動脈弁置換(AVR)完了しました。
矢印は生体弁です。

なお弁尖が柔軟に保たれている場合であれば、大動脈弁形成術David手術(自己弁温存式大動脈基部再建)を行います。

70歳以上の高齢者では自己弁と生体弁のどちらがその患者さんの長期予後に有利かを考慮して術式決定します。

この年齢であれば生体弁は確実に20年前後持つため有利なことが多いと思います。

 

 

29症例2-9 右冠動脈に静脈グラフトを吻合しているところ。

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.冠動脈をしっかり再建しておくことは、安全上からも、術後の患者さんの生活の質(QOL)を守る上からも大切です。

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210症例2-10 冠動脈バイパス手術の中枢側吻合が仕上がり、すべての操作が完了しました。

急性大動脈解離の手術の仕上がりです。

最初の写真と比べると、上行大動脈がかなり細く、正常のサイズに戻ったのが判ります

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患者さんは元気に回復されました。

急性大動脈解離では手術しない場合のリスクは極めて高い(発症2日間で50%近い患者さんが死亡される)ですが、手術のリスクはそれよりはるかに低く(術前心停止などがなければ100%近い救命率)、手術はリスクベネフィット比が高い治療法の一つです。

 

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執筆:米田 正始
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事例1 弓部大動脈全置換術 (79歳女性、ステップワイズ・アーチファースト法)

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11_2手術事例 1-1 まず体外循環で体温を冷やします。

79 歳女性でややご高齢のため脳と脊髄保護に特に注意して手術法を考えました。

矢印は弓部大動脈。

写真の左側が頭側です。

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12_2症例1-2 弓部大動脈を切開しました(矢印)。

血液が貯まっているところから奥が下行大動脈につながります。

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13_2症例1-3 弓部大動脈全置換を開始。まず第3枝(矢印A)を人工血管(矢印B)とつないでいます。

テレスコープ式プロレーン連続縫合で一気に縫いあげます。

この吻合は止血や確認も容易です。

なお吻合部はプラークのない、きれいな部位をもとめて末梢側に進み、そこで吻合します。

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14_2症例1-4 つぎに第2枝(矢印)を再建しています。

血管そのものはいじらず、もしも血管内にプラークなどのゴミがあっても逆行性脳灌流を適宜使用して洗い流し、脳梗塞等を予防します。

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15_2症例1-5 そして第1枝(矢印)をつなぎます。

逆行性脳灌流ついで巡行性灌流をもちいてエア抜きとゴミ取りを行います。

これで脳や上半身は循環再開できます。

20℃の低体温で20分台の脳虚血ですので余裕があり、術後の覚醒は良好です。

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16症例1-6 下行大動脈にもう一本の人工血管をつなぎます(矢印)。

ステップワイズ法 stepwise法を用いることで、深い場所ですが結構良く見えます。

吻合部全体を常に見ながら縫えるのは便利です。

またこの方法はステントグラフトを用いた追加治療が必要な時にも便利です。

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17症例1-7 これら2本の人工血管をつないで通常の体外循環を再開し、

心臓側の上行大動脈(矢印)とつないで弓部大動脈全置換術の完成です。

ここでもテレスコープ(望遠鏡)式の連続縫合を使います。

そのあと補強を行い止血します。十分な止血が有用です。

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18症例1-8 上行大動脈から弓部大動脈まで完全に人工血管で置き換えられ、瘤破裂の心配は消えました。

近年はこの方法をベースに、より体温を上げて、選択的脳灌流(脳を含む上半身に別回路から血液を送ります)が安全なケースではこれを活用し、スピードアップと低侵襲化(手術が短時間になるため患者さんへの体への負担が軽くなります)を図っています。

また針穴出血が少ない新型人工血管を使うことで今後一層出血が減り安全性が高まるものと期待されます

さまざまな有用な方法が使えるようになり、それらの適切な選択や併用などが重要になると思います。

これらにより弓部大動脈全置換術の成功率は95%レベルに達し、すでに安全な手術に入りつつあります。

近年急速に進歩をとげたステントグラフトを併用する、いわゆるハイブリッド手術も活躍を始めています。

 

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