お便り115: MICSの僧帽弁形成術で健康を回復し

Pocket僧帽弁閉鎖不全症つまり弁がきちんと閉じずに血液が逆流する病気は残念ながら進行性です。 その程度が軽いあいだは良いのですが、重くなると左心室や左心房への負担も増加していきます。 . 下記の患者さんはこの僧帽弁閉 […]

お便り114: 92歳でも大動脈弁狭窄症を克服し

Pocket大動脈弁狭窄症(略称AS 、エーエスと呼びます)は80歳前後から急速に増える病気です。 . かつてはリウマチ性の弁膜症として起こることが多かったのですが、近年は高齢化社会とあいまって、動脈硬化が弁尖(ひらひら […]

お便り113: 5回目の心臓手術と2つのハンディを乗り越えて

Pocket弁膜症を長年お持ちの患者さんの場合、何十年という間には何度も心臓手術が必要になることがあります。 とくに感染性心内膜炎や組織が弱くて切れる場合などに、見られます。 私の病院へは3度目、4度目、5度目などの再手 […]

お便り112: ポートMICSの僧帽弁形成術でゴルフ復帰へ

Pocket僧帽弁閉鎖不全症の治療として僧帽弁形成術がベスト!というのはかなりの患者さんたちの間で常識になりつつあるようです。 近くの病院で弁置換を勧められてからこれはおかしい とご自分で調べ、形成を確実にやってくれる病 […]

お便り111: 珍しい心臓腫瘍からMICSで完全復帰

Pocket心臓腫瘍にもさまざまなタイプがあります。 いちばん多いのは粘液腫(ねんえきしゅ、英語でミキソーマ myxoma) で、その多くは心房中隔という左右心房の間仕切りの左側に発生するタイプです。 私のトロント大学で […]

お便り110: ポートアクセスで心房中隔欠損症や心房細動などを完治された患者さん

Pocket心房中隔欠損症(略称ASD)は先天性心疾患のなかでは一番多いもののひとつです。 多くはこどものころに検診などで発見され、こどものうちに手術を受けていただくのですが、検診でわかりにくいときなどにはそのままとなり […]

お便り108: ポートアクセスで僧帽弁と大動脈弁の同時手術を

Pocket弁膜症の手術・治療は他の心臓手術と同様、日々進化を遂げています。 心臓外科医である私自身がその速さに驚いているほどです。 僧帽弁置換術を上 回る治療としての僧帽弁形成術、 大動脈弁形成術が不適当な場合にそれを […]

お便り107: 収縮性心膜炎を合併した慢性血液透析の患者さん

Pocket収縮性心膜炎(略称CP)の原因はいくつも知られていますが、慢性腎不全・血液透析もそのひとつです。 おそらく心膜炎を繰り返しているうちに心膜が変化を起こすものと考えています。 いずれにせよ、心不全が重くなれば心 […]

お便り106: 人工弁感染性心内膜炎PVEの患者さん

Pocket感染性心内膜炎(IE)の中でも人工弁のそれ(PVE)は重篤です。 人工弁には抵抗力がなく、抗生物質をしっかり使ってもバイ菌を消しづらいからです。 日米のガイドラインでも人工弁のIEは基本的に手術適応となってい […]

お便り105: 感染性心内膜炎(IE)のため僧帽弁形成術を受けられた患者さん

Pocket感染性心内膜炎(略称 IE)は突然ひとを襲います。 きっかけは抜歯やけがその他さまざまですが、その背景に弁膜症、先天性心疾患などの心臓病があります。 感染性心内膜炎のために弁がより壊れて弁膜症が悪化することも […]