お便り75 大動脈弁置換術の複雑な再手術を乗り越えた患者さん

Pocket弁置換手術の際に生体弁が広くつかわれるようになり、その後長年月たってから再手術する機会も増えました。 患者さんは三重県在住の80歳男性で、10年まえに他病院で生体弁での大動脈弁置換術を受けられました。 1年前 […]

お便り74 ポートアクセス法で僧帽弁形成術とメイズ手術を受けた患者さん

Pocket   僧帽弁形成術は僧帽弁閉鎖不全症の患者さんを長期にわたって守る、優れた手術法です。 なかでもポートアクセス法による、小さい創で骨も切らずに行うミックス手術(低侵襲手術)は、患者さんの社会復帰が早 […]

お便り73 リウマチ性連合弁膜症と心房細動をミックス法手術で克服

Pocketリウマチ性の弁膜症は通常の年齢性の弁膜症と比べて弁の変化・変形が強く起こります。そのため弁形成にもそれ相応の経験と戦略が必要となります。 患者さんは69歳の女性で、的確な心臓手術をもとめて千葉県から来られまし […]

お便り72 二弁置換とメイズ手術をミックス法で受けた患者さん

Pocketミックス手術つまり小さい皮膚の創で患者さんへの負担が少ない、小切開低侵襲手術はこれまでのところ、限られた数の病院で、しかも一部の比較的簡単な心臓手術にしか使われていないという傾向があります。 たしかにミックス […]

お便り71 ミックス手術で大動脈二尖弁形成を受けた15歳の患者さん

Pocket  大動脈二尖弁は先天性心疾患であるためこどもの時期から弁膜症で苦しむ患者さんは少なくありません。 患者さんは15歳の高校生で、弁の逆流が強くなり、これまで元気に活動しておられたのが最近心不全の症状 […]

お便り70 自己心膜で大動脈弁形成術(再建術)をミックス法で受けた患者さん

Pocket  自己心膜をもちいた大動脈弁形成術あるいは再建術は最近世界の注目を集めています。 大動脈弁の弁尖つまりひらひらと開閉する部分を自己組織で取り換えるため、厳密には弁形成というよりは弁置換との中間型と […]

お便り69 心膜のう腫の手術を受けたエホバの証人の信者さん

Pocket心膜嚢腫(のうしゅ)はやや稀な病気ですが、大きくなると心臓を圧迫し、心不全などのさまざまな症状を引き起こします。また良性腫瘍とはいっても、不完全に切除すると再発の恐れがあります。 以下の患者さんは関東から来ら […]

お便り68 ポートアクセス法の僧帽弁形成術を受けたバーロー症候群患者さん

Pocket  僧帽弁形成術は年々進化を続けています。 私たちも内外の仲間と常に切磋琢磨しながら、患者さんのお礼のことばを糧として、日々反省と勉強を続けています。おそらくこの仕事を続けるかぎり、その熱い毎日は止 […]

お便り67: ミックスで右室二腔症の手術を受けられた患者さん

Pocket右室二腔症はこどものころに手術することが多い病気ですが、中には大人になってから徐々に病気が進行し、手術が必要になることもあります。 右室の中に筋肉が張り出して隔壁のようなものをつくり、そのために右室が無理をし […]

お便り66: バルサルバ洞破裂と心室中隔欠損症などを克服した患者さん

Pocketバルサルバ洞破裂はときおり見られる病気です。 大動脈の一番つけねのところの膨らみをバルサルバ洞とよびますが、これがなんらかの理由でこぶのように広がり、ついには破れる病気です。 心室中隔欠損症(略称VSD)など […]