お便り71 ミックス手術で大動脈二尖弁形成を受けた15歳の患者さん

Pocket  大動脈二尖弁は先天性心疾患であるためこどもの時期から弁膜症で苦しむ患者さんは少なくありません。 患者さんは15歳の高校生で、弁の逆流が強くなり、これまで元気に活動しておられたのが最近心不全の症状 […]

お便り70 自己心膜で大動脈弁形成術(再建術)をミックス法で受けた患者さん

Pocket  自己心膜をもちいた大動脈弁形成術あるいは再建術は最近世界の注目を集めています。 大動脈弁の弁尖つまりひらひらと開閉する部分を自己組織で取り換えるため、厳密には弁形成というよりは弁置換との中間型と […]

第10回患者さんの会のご案内

Pocketまだまだ暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 さて第10回の患者さんの会を開催させていただくことになりました。 前回は久しぶりの開催で会場もより便利で安価な京都駅近隣のホールを使用させていただ […]

お便り69 心膜のう腫の手術を受けたエホバの証人の信者さん

Pocket心膜嚢腫(のうしゅ)はやや稀な病気ですが、大きくなると心臓を圧迫し、心不全などのさまざまな症状を引き起こします。また良性腫瘍とはいっても、不完全に切除すると再発の恐れがあります。 以下の患者さんは関東から来ら […]

お便り68 ポートアクセス法の僧帽弁形成術を受けたバーロー症候群患者さん

Pocket  僧帽弁形成術は年々進化を続けています。 私たちも内外の仲間と常に切磋琢磨しながら、患者さんのお礼のことばを糧として、日々反省と勉強を続けています。おそらくこの仕事を続けるかぎり、その熱い毎日は止 […]

お便り67: ミックスで右室二腔症の手術を受けられた患者さん

Pocket右室二腔症はこどものころに手術することが多い病気ですが、中には大人になってから徐々に病気が進行し、手術が必要になることもあります。 右室の中に筋肉が張り出して隔壁のようなものをつくり、そのために右室が無理をし […]

お便り66: バルサルバ洞破裂と心室中隔欠損症などを克服した患者さん

Pocketバルサルバ洞破裂はときおり見られる病気です。 大動脈の一番つけねのところの膨らみをバルサルバ洞とよびますが、これがなんらかの理由でこぶのように広がり、ついには破れる病気です。 心室中隔欠損症(略称VSD)など […]

お便り65: ポートアクセス法による僧帽弁形成術で元気になられた患者さん

Pocket僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成術はポートアクセスなどのミックス法の出現でますます進化をとげています。 患者さんは30代前半の男性です。兵庫県の遠方からお越し下さいました。 魚心あれば水心という心境で私の方 […]

お便り64: 重症連合弁膜症を乗り越えられた患者さん

Pocket 患者さんは60代の男性で、僧帽弁狭窄症と閉鎖不全症、と三尖弁閉鎖不全症、巨大左房と心房細動などの病気のため九州から来院されました。 一般には僧帽弁形成術は難しいと言われている状態ですが私たちは弁形成術にちか […]

お便り63: ポートアクセスの複雑僧帽弁形成術を受けられた患者さん

Pocket僧帽弁形成術は年々進化をとげ、かつては弁形成できなかった複雑な僧帽弁閉鎖不全症(つまり逆流)が弁形成できるようになり、近年はそれがポートアクセスによって小さい創で、骨を切ることもなく、安全に手術できるようにな […]