事例: 虚血性心筋症に対する新しい左室形成術 その2

Pocket虚血性心筋症は現在も重症でしばしば心移植しか治療法がないと言われます。 そうはいっても心移植はなかなか順番が回ってきませんし、補助循環(いわゆる人工心臓)を使っている人たちが優先することが多いですので、普通の […]

事例: 虚血性心筋症に対する新しい左室形成術

Pocket虚血性心筋症や拡張型心筋症に対する左室形成術は適切な患者選択によって大きな成果を上げることができます。しかしこのことは循環器内科の先生方に十分知られているとは限りません。 つまり左室形成術によって救命し、さら […]

事例: デービッド手術を受けたマルファン症候群の患者さん 2

Pocketデービッド手術は大動脈基部拡張症に対する自己弁温存手術として大きな役割をになっています。 かつてこの手術をトロントで恩師デービッド先生が開発されたとき、私はチームの一員として参加していました。ホモグラフト、ス […]

事例: 交連部の僧帽弁形成術 2

Pocket患者さんは40代男性で僧帽弁閉鎖不全症と心房細動のため弁形成術と不整脈手術を求めて遠方からお越し下さいました。 お仕事の都合でイギリス在住でした。イギリスは心臓外科先進国ですが、その在住エリアの中心的病院で人 […]

事例: 交連部の僧帽弁形成術 1

Pocket患者さんは40代の医師で僧帽弁閉鎖不全症のため北海道からお越し下さいました。仕事熱心な先生でなるべく短期間で健康な生活に戻りたいというご希望で来院されました。 やや複雑な逸脱のため地元では僧帽弁形成術ができる […]

事例:リウマチ性僧帽弁閉鎖不全症への弁形成術

Pocket弁膜症の中でリウマチ性は今なお少なくない病気です。 ご高齢の患者さんでは若いころにリウマチ熱にかかり、知らない間に治って、その際に弁が軽く壊れて、その後何十年の間に悪化するというパタンもありますし、地方ではま […]

手術事例: 虚血性心筋症に心室中隔穿孔(VSP)を合併した80代男性

Pocket心筋梗塞後の心室中隔穿孔(略称VSP)は緊急手術を要する、きわめて重い病気です。 多くの場合、心臓手術しなければ、あるいはそのタイミングが遅れれば患者さんは死にいたります。何とかそれを避けねばなりません。 そ […]

事例:石灰化僧帽弁(MAC)と虚血性心筋症に僧帽弁置換を行った患者さん

Pocket慢性腎不全・血液透析の患者さんには独特な注意とケアが大切です。 冠動脈はじめ全身の動脈に硬化がおこり、血管が詰まったり狭くなったりします。 また僧帽弁や大動脈弁も壊れやすくなります。 とくにMACと呼ばれる僧 […]

事例: 肝臓がん術後の大動脈弁狭窄症

Pocket大動脈弁狭窄症は年齢とともに増加する疾患で、なかでも80歳を超えると急増します。 患者さんは77歳男性で、肝臓がんのため東京の大手大学病院で手術治療を受け、安定したのもつかの間、今度は大動脈弁狭窄症が発生し、 […]

事例:大動脈弁狭窄症とHOCMのご高齢女性

Pocket 高齢化社会を迎えて大動脈弁狭窄症は増加の一途にあります。今や最も多い弁膜症のひとつです。 その中に弁のすぐ下の筋肉、心室中隔の筋肉が異常に張り出してもうひとつの狭窄を造るタイプ、HOCMまたはIHSSの合併 […]