その他(日本マルファン協会での講演から)

Pocket大動脈弁はいずれカテーテル弁(略称TAVI)が使えるようになります(右図)。 折り畳んだ生体弁をカテーテルで心臓の中へ入れて、中でポコンと広げる。 それが使えるようになりますと、生体弁が10年しか保たないとし […]

セカンドオピニオンについて(日本マルファン協会での講演から)

Pocket●質問:私は2回手術をしています。病院も今まで、学生時代や仕事の関係で、病院を転 々としていました。 患者の立場で、第1 線で走っていらっしゃる先生にたどり着ける患者さんって、そうはいないと思うのです。 医者 […]

緊急治療・救急とマルファン症候群について―病気によっては緊急手術がカギに

Pocket  急に胸がひどく痛む、あるいは背中が強く痛む時は、まず病院へ。 苦い思い出があります。 . 患者さんもどうしようと迷って、朝になって来られて、CT室で検査中に破れて亡くなられました。 ほぼ即死で手術室まで間 […]

ステントグラフトとマルファン症候群について

Pocketステントグラフト(略称EVAR)は、 折りたたんだ人工血管をカテーテルに乗せて動脈瘤まで持って行き、 そこでポンと人工血管を広げることで内側から動脈瘤が治せる方法です。 . うまくいけばいわゆる手術が不要とな […]

心臓弁膜症とマルファン症候群について―よく起こるためご注意を

Pocket心臓弁膜症というのは、弁の逆流とか、狭くなるとかで、 特にマルファン症候群などの結合組織の病気の場合は、大動脈弁、僧帽弁の逆流ですね。  . 僧帽弁の再建について。 僧帽弁は、2枚(前尖・後尖)が閉じたり開い […]

大動脈解離とマルファン症候群について―― 備えあれば憂いなし

Pocket20年以上前、石原裕次郎さんという国民的大スターが急性大動脈解離になった当時の死亡率は20~30%はありましたので、無事元気に生還したということで話題になりました。 最近では、加藤茶さん。作家の方もおられまし […]

大動脈瘤とマルファン症候群について

Pocket結合組織の病気、マルファン症候群や エーラス・ダンロス症候群あるいは ロイスディーズ症候群(Loeys-Dietz症候群(LDS))の方は、大動脈瘤や大動脈解離になりやすいです。 また大動脈二尖弁には今まで、 […]

⑥c デービッド手術(David手術)―さらに磨きをかけて高いQOL生活の質へ 【2022年最新版】

Pocket 最終更新日 2022年2月4日 . ◾️デービッド手術とは . 大動脈基部拡張症に対し自己弁温存する根治術です。 大動脈基部拡張症はそのままにしておくと 薄くなった大動脈壁が破れたり解離(壁が内外に裂ける) […]

事例: 前尖の完全逸脱を形成したマルファン症候群の患者さん

Pocket患者さんは57歳男性です。 高度な僧帽弁閉鎖不全症と心不全と発作性心房細動のため来院されました。 マルファン症候群をお持ちでした。 この症候群は結合組織が弱くなるため 血管や弁を支える組織がやられることがある […]

お便り16 マルファン症候群の患者さん

Pocket患者さんは約30歳の女性で、 僧帽弁閉鎖不全症のためハートセンターへ来院されました。 以前からマルファン症候群(結合組織・弁や血管が弱くなります)のため僧帽弁が壊れ、他病院で手術を受けられましたが治らず、 こ […]