お便り109 巨大な心房中隔欠損症などのためMICS手術を

Pocket心房中隔欠損症(略称ASD)はそう怖くない心臓病と思われている ふしがあります。 しかしその穴が大きく、多量の血液が漏れたり、心臓や肺が壊れてくると危険なことさえあるのです。 つぎの患者さんは50代の男性で働 […]

ファロー四徴症 【2019年最新版】

Pocket最終更新日 2019年1月6日 . ◾️ファロー四徴症とは . 右図のように 1.心室中隔欠損症(略してVSD)、 2.肺動脈狭窄、 3.大動脈騎乗、 4.右室肥大の4つを特徴とする病気です。 これらはひとこ […]

お便り102: ポートアクセスで心房中隔欠損症ASDを

Pocket心臓病のなかでも病脳期間つまり病気で悩む年月が長い病気では患者さんも手術がなかなか決心つかず、悩みつづけることがまれならずあります。生まれた時から病気をもつ先天性心疾患はその一例です。 下記 の患者さんは心房 […]

11b) 冠動脈瘤ーー重症では注意が必要 【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年3月11日 . ◾️冠動脈瘤とは? . 冠動脈瘤とは心臓に血液を送るたいせつな冠動脈の壁が壊れてこぶのように膨らむ病気です。 右図のうち赤い線は冠動脈を示します。ちなみに青い線は冠静脈で […]

バルサルバ洞瘤へのミックス手術 【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月28日 . ◾️バルサルバ洞瘤へのこれまでの手術は . バルサルバ洞瘤は比較的珍しい病気ですが、 いったんこれが破裂すれば、患者さんは急性心不全やショック状態となり、いのちにかかわる […]

お便り97: 冠動脈瘤の患者さん

Pocket冠動脈瘤は心臓に血液を送る冠動脈がこぶのように膨らむ病気です。これにはいろいろなタイプがあります。 こどもの頃に患った川崎病(MCLS)の後遺症として大人になってから冠動脈瘤が大きくなったり心機能が低下したり […]

お便り95: 絶体絶命の中から生還された修正大血管転位症の患者さん

Pocket修正大血管転位症は長期的にはまだまだ重く厳しい病気です。 それは全身に血液を送る大型ポンプの役割をもつ左心室と肺に血液を送る小型ポンプである右心室が入れ替わっているために、小さいポンプで全身の血液循環を担わね […]

お便り89: 先天性僧帽弁閉鎖不全症と心房中隔欠損症のエホバ信者さん

Pocket僧帽弁閉鎖不全症なかでも先天性僧帽弁閉鎖不全症にはさまざまなタイプがあります。 他の心疾患を合併したり、病気ではなくても構造が通常とはちがうこともあります。 患者さんは40代女性で心房中隔欠損症(ASD)と先 […]

事例:大動脈弁狭窄症とHOCMのご高齢女性

Pocket 高齢化社会を迎えて大動脈弁狭窄症は増加の一途にあります。今や最も多い弁膜症のひとつです。 その中に弁のすぐ下の筋肉、心室中隔の筋肉が異常に張り出してもうひとつの狭窄を造るタイプ、HOCMまたはIHSSの合併 […]

事例: クレフトのある先天性僧帽弁閉鎖不全症

Pocket先天性僧帽弁閉鎖不全症にはさまざまなタイプがあります。 単にクレフトと呼ばれる弁尖のき裂から、それが大きくなって弁輪に達するもの、さらに弁輪を割って心房中隔欠損症ASDや心室中隔欠損症VSDまでに至るものなど […]