事例:心室中隔欠損症VSDと動脈管開存症PDAの合併例

Pocket心室中隔欠損症(VSD)は先天性心疾患つまり生まれたときからの心臓病のなかで頻度が高いものです。多くはこどものころに検診などで診断がつき、手術で治しますが、中には大人になってから手術になることも少なくありませ […]

事例: 重い肺高血圧症を合併した心房中隔欠損症 (ASD)の高齢患者さん

Pocket患者さんは70代後半の女性で九州南部から来られました。 心房中隔欠損症(ASD)が悪化し末期状態で、高度の肺高血圧症(血圧の70%)と三尖弁閉鎖不全症や慢性心房細動を合併し、右心不全のため肝臓も弱り血小板も減 […]

事例: 僧帽弁閉鎖不全症などで心不全となった高齢の患者さん

Pocket 成人先天性心疾患つまり生まれつきの心臓病をもった成人の患者さんの場合は、もとの心臓病と、加齢にともなって発生あるいは二次的に合併した病気の両方を考えて治療に臨むことが大切です。 患者さんは80歳代半ばの女性 […]

HOCMの手術にもミックス法は使えるの? 【2021年最新版】

Pocket最終更新日 2021年1月3日 . ◾️HOCM肥大型閉塞性心筋症のミックス手術とは . 傷跡が目立たない ミックス手術つまり小切開手術は手術後の痛みを軽減し、心臓リハビリを促すことで肺炎その他の合併症を減ら […]

事例: 先天性僧帽弁閉鎖不全症・バーロー症候群の弁形成術

Pocket先天性つまり生まれたときからの僧帽弁閉鎖不全症は心臓専門病院では少なからずみられる病気です。 逆流が強くなり心臓とくに左室が大きくなったり、心不全の症状がでると手術が必要になります。 また時間とともに左房も大 […]

事例: HOCMと大動脈弁狭窄症とペースメーカー三尖弁閉鎖不全症を根治

Pocket弁膜症がらみで除脈となりペースメーカーが必要になることはときどきあります。 ペースメーカーは除脈つまり遅い脈には効果抜群の治療法ですが、電気ケーブルを三尖弁ごしに右室へ入れる必要があり、一定の確率で三尖弁閉鎖 […]

心臓手術・事例: 共通房室弁口の僧帽弁閉鎖不全症を弁形成

Pocket共通房室弁口(部分型心内膜床欠損症)にともなう僧帽弁閉鎖不全症は成人以後には弁の二次的変化などが加わり弁形成に際しては相応の注意が必要です。 私たちは先天性心疾患(こども)の専門の先生とチームを組んでこどもと […]

右室二腔症に対するミックス手術(MICS法)――こころの負担を軽くするために 【2019年最新版】

Pocket最終更新日 2019年5月26日 . ◾️右室二腔症の手術は . 右室二腔症は心室中隔欠損症VSDのために右室の中に筋肉が異常に張出し、右室が2つの部屋に分かれたかのように見えるため、この名前があります。 こ […]

冠動脈瘻(ろう)や冠動脈瘤に対するミックス手術 【2019年最新版】

Pocket最終更新日 2019年1月6日 . ◾️冠動脈瘻の手術 . 冠動静脈瘻、または冠動脈瘻あるいは冠動脈瘤の手術にはいくつかの大切なポイントがあります。 そもそもこの病気ではつぎの2つの問題点があります。 . 1 […]

事例: バルサルバ洞瘤の再破裂を修復

Pocket バルサルバ洞(右図の「バ洞」のところです)は大動脈のいちばん根っこの部分、大動脈基部にあるふくろ状の構造物で、これが弱くなり膨らんで瘤(りゅう、こぶのこと)になりますと隣接する右房や右室に破れることがありま […]