ステントグラフトとマルファン症候群について

Pocketステントグラフト(略称EVAR)は、 折りたたんだ人工血管をカテーテルに乗せて動脈瘤まで持って行き、 そこでポンと人工血管を広げることで内側から動脈瘤が治せる方法です。 . うまくいけばいわゆる手術が不要とな […]

心房細動について―怖い病気であることがまだあまり知られていません

Pocket 心房細動というのは、脈の不規則なリズムのことです。  . それですぐ死ぬことはないのですが、 心臓とくに左房の中に血栓ができるんですね。 その血栓がじっ としていてくれたらいいのですが、 もしはずれて頭に流 […]

心臓弁膜症とマルファン症候群について―よく起こるためご注意を

Pocket心臓弁膜症というのは、弁の逆流とか、狭くなるとかで、 特にマルファン症候群などの結合組織の病気の場合は、大動脈弁、僧帽弁の逆流ですね。  . 僧帽弁の再建について。 僧帽弁は、2枚(前尖・後尖)が閉じたり開い […]

大動脈解離とマルファン症候群について―― 備えあれば憂いなし

Pocket20年以上前、石原裕次郎さんという国民的大スターが急性大動脈解離になった当時の死亡率は20~30%はありましたので、無事元気に生還したということで話題になりました。 最近では、加藤茶さん。作家の方もおられまし […]

大動脈瘤とマルファン症候群について

Pocket結合組織の病気、マルファン症候群や エーラス・ダンロス症候群あるいは ロイスディーズ症候群(Loeys-Dietz症候群(LDS))の方は、大動脈瘤や大動脈解離になりやすいです。 また大動脈二尖弁には今まで、 […]

日本マルファン協会での講演と質疑応答―どしどし意見交換を

Pocket2010年8月8日に名古屋市で日本マルファン協会にて講演をさせていただきました。 ま た講演にひきつづき、自由に質疑応答や歓談を行う機会がありました。 それらはJAMAA 同協会会報の2010年12月11日号 […]

⑥c デービッド手術(David手術)―さらに磨きをかけて高いQOL生活の質へ 【2022年最新版】

Pocket 最終更新日 2022年2月4日 . ◾️デービッド手術とは . 大動脈基部拡張症に対し自己弁温存する根治術です。 大動脈基部拡張症はそのままにしておくと 薄くなった大動脈壁が破れたり解離(壁が内外に裂ける) […]

⑥a ベントール手術―安全で確実な基本手術で難手術のセーフティネットにも【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月27日 . ■特徴は ベントール手術(Bentall手術、ベンタール手術と呼ぶかたもあります)は 大動脈基部拡張症に対する大動脈基部置換手術の標準的手術です。 たとえばマルファン症候 […]

事例: 気管支喘息をもった二尖弁大動脈弁狭窄症の患者さん

Pocket   心臓弁膜症の患者さんが肺疾患や腎臓その他の内蔵の病気を併せもっておられるというケースは年々増える傾向にあります。 心臓手術に際しては心臓を治すのはもちろんですが、全身の状態を考えて、全身が守られる状態で […]

日本マルファン協会につきまして―ますますの発展を期待しつつ

Pocket日本マルファン協会は「マルファンネットワークジャパン(MNJ)」の発起人である古藤雅代さんが亡くなられた際に、 ご遺族の希望で造られた「古藤雅代マルファン基金」がそのルーツです。 その目的はMNJの情報収集や […]