事例: 気管支喘息をもった二尖弁大動脈弁狭窄症の患者さん

Pocket   心臓弁膜症の患者さんが肺疾患や腎臓その他の内蔵の病気を併せもっておられるというケースは年々増える傾向にあります。 心臓手術に際しては心臓を治すのはもちろんですが、全身の状態を考えて、全身が守られる状態で […]

事例: コレステロール塞栓と虚血性僧帽弁閉鎖不全症の患者さん

Pocket患者さんは59歳男性です。 近くの病院で冠動脈狭窄に対してカテーテル治療PCIを受けられました。   その際に、不運にも大動脈内のプラーク(油などの塊)が外れて下肢の方へ流れ、 足の血管を詰まらせてしまったと […]

手術事例:特発性拡張型心筋症に僧帽弁と大動脈弁の閉鎖不全症を合併

Pocket大動脈弁閉鎖不全症は心臓弁膜症の中ではよくある病気です。治療も弁形成か弁置換で改善します。 これが拡張型心筋症(略称DCM)に合併するといろいろな用心が必要になります。 心不全が強くなりさまざまな問題が起こる […]

手術事例:複雑弁形成術を要した腱索断裂による急性僧帽弁閉鎖不全症

Pocket僧帽弁閉鎖不全症のなかでも腱索断裂によるものは弁の逆流が急に発生するため、強い心不全に陥りがちです。 内科での治療では対処できないときには心臓外科で緊急手術をすることがちょくちょくあります。 下記の患者さんは […]

事例: 前尖の完全逸脱を形成したマルファン症候群の患者さん

Pocket患者さんは57歳男性です。 高度な僧帽弁閉鎖不全症と心不全と発作性心房細動のため来院されました。 マルファン症候群をお持ちでした。 この症候群は結合組織が弱くなるため 血管や弁を支える組織がやられることがある […]

事例: 突然死寸前の状態で来院された大動脈弁狭窄症の患者さん

Pocket患者さんは69歳女性です。 重い大動脈弁狭窄症のため 和歌山県南部からはるばるハートセンターまで来院されました。 息苦しく立つことさえ厳しい状態でした。   弁は圧較差(弁の前後での圧の差、一般に6 […]

事例 病気を多くもった大動脈弁狭窄症の患者さん

Pocket患者さんは、85歳男性。 大動脈弁狭窄兼閉鎖不全症(圧較差109mmHg)、 三尖弁閉鎖不全症(高度)、僧帽弁閉鎖不全症(軽度)、心房細動、心不全、のため来院されました。 糖尿病、心筋梗塞後状態、睡眠時無呼吸 […]

②b 大動脈弁置換術について―より安全に、より快適に【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月27日 . ◾️大動脈弁置換術とは? . 強い狭窄(狭くなること)や強い閉鎖不全(逆流すること)を起こした大動脈弁が、 弁形成に適しない状態のときに、 その壊れた弁を切除し、人工弁で […]

心臓弁膜症の名医とは―冠動脈の名医と必ずしも同じではありません【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月24日 . ◾️弁膜症を熟知していることが必須です . 心臓弁膜症の名医とは?とよくご質問をお 受けします。 心臓病の名医や心臓手術の名医と共通するところも多いのですが、 以下の状況 […]

日本心臓ペースメーカー友の会 ―心臓外科がお役に立てることもあります

Pocket 日本心臓ペースメーカー友の会 は 昭和41年に当時の東京大学胸部外科の先生方の主導で、 患者、医師、工学者によって発足された、“ペースメーカー友の会”が前身です。 現在は全国24支部、会員4000名を有する […]