Valve-in-Valve (バルブ・イン・バルブ)手術について―患者さんに朗報

PocketTAVI(経カテーテル的大動脈弁植込術) の今後の発展的応用のひとつとして valve-in-valve(バルブ・イン・バルブ)が検討されています。 心臓手術の新たな展開の一例です。   右図はその […]

自己心膜―便利で有用な手術材料、しかし注意点も【2020年最新版】

Pocket 最終更新日 2020年2月25日 . ◾️心膜とは . 心膜は心臓の周囲にある袋状の膜です(左図)。 普段は心臓を包み守っているのですが、 これが心臓手術に役立つため、 昔から心臓外科医に愛用されてきました […]

ミックス手術とは―小さい傷跡で患者さんにやさしい【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月24日 . ◾️ミックスつまり低侵襲心臓手術とは ミックスとは minimally invasive cardiac surgery(MICS)の略称で、ポートアクセスでの手術がその […]

⑧経カテーテル的大動脈弁置換(植込み)術(TAVI)とは―患者さんに福音?

Pocket 人口の高齢化にともなって大動脈弁狭窄症(略称AS)が増加しています。 この病気は70代から増え、80代に急増することが知られています。 弁の狭窄(狭くなること)が高度になれば心不全、胸痛、失神などが起こり、 […]

①d 僧帽弁狭窄症とは―放置すると危険なことも。弁形成への道が、、

Pocket◾️僧帽弁狭窄症とは その名のとおり、僧帽弁が開きにくくなり、狭くなる病気です。多くはリウマチによるものです。   弁が狭いために血液が弁ごしに流れにくくなり、左房の圧が上がります。 そこからさまざまな問題が […]

②b 三尖弁形成術について―弁形成率を100%へ?【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月28日 . ◾️はじめに . 三尖弁形成術は一見目立たない手術ですが、患者さんに大きな貢献をもたらすものです。 うっ血のため全身に大きな負担をもたらす三尖弁閉鎖不全症(三尖弁が逆流す […]

⑥c デービッド手術(David手術)―さらに磨きをかけて高いQOL生活の質へ 【2022年最新版】

Pocket 最終更新日 2022年2月4日 . ◾️デービッド手術とは . 大動脈基部拡張症に対し自己弁温存する根治術です。 大動脈基部拡張症はそのままにしておくと 薄くなった大動脈壁が破れたり解離(壁が内外に裂ける) […]

お便り35 エホバ証人の大動脈弁狭窄症の患者さん

Pocket 大動脈弁狭窄症(弁が狭くなり心臓に無理がかかります)は重症になれば突然死の恐れがでる病気ですが、 いったん手術つまり大動脈弁置換術を乗り切れば予後の良い病気でもあります。 近年は心臓外科の技術進歩やノウハウ […]

僧帽弁形成術に使うリングについて―適材適所で 【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月27日 . ◾️弁形成に使うリングは人工弁とは別物です . 弁形成のリングと言えば、患者さんたちは「???」と目を丸くされることがあります。弁の形成なのに人工のものを入れるの?人工弁 […]

⑥a ベントール手術―安全で確実な基本手術で難手術のセーフティネットにも【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月27日 . ■特徴は ベントール手術(Bentall手術、ベンタール手術と呼ぶかたもあります)は 大動脈基部拡張症に対する大動脈基部置換手術の標準的手術です。 たとえばマルファン症候 […]