お便り 3 人工弁機能不全の患者さん

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Cosumosu_b2008年冬に人工弁機能不全のため緊急で救命手術(僧帽弁置換術 の 再々々手術)を受け、元気になって頂いた京都在住の70代男性の患者さんからのお便りです。

この患者さんのブログから許可を得て転載させていただきました。

人工弁機能不全は文字どおり人工弁が機能しにくくなる状態のことですが、とくに金属でできた機械弁の場合は危険な状態となることが多く、要注意です。

なおこの頃は名古屋ハートセンター建設中にて、米田は豊橋ハートセンターに勤務し、手術も豊橋で行いました。

末尾の部分は恐縮・汗顔ものですが患者さんのご厚意にてそのまま転載させていただきました。

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誕生日が5つ

誕生日が5つになった。 私の真性の誕生日は(その時のことを自分がしっかり覚えているわけではないが)8月3日午前2時と記録されている。 2つ目の誕生日は、1971年10月19日である。 この時の誕生は自分でもしっかり覚えている。 この日、神戸大学病院心臓外科教室の麻田栄教授の御執刀を得て、私の心臓の僧帽弁が人工弁に置換された。 当時、この種の手術は未だ実験段階にあり、私の場合、前後3ヶ月に亘る綿密な検査、手術、治療を経て、無事に退院でき、社会復帰することが出来た。

3つ目の誕生日は、1988年4月8日である。 4月8日はお釈迦さんの誕生日でもある。 私はその日、松江日赤病院で2回目の弁置換手術を受けたのであった。 2回目となると、さすがに、難産であったが、当時の松田部長の的確な処置により、甦ることが出来た。

4つ目の誕生日は2001年6月21日である。 当時、満70歳ともなって、松江から故郷の京都に還り、ホットした矢先であった。 当時、京大医学部付属病院の心臓外科教室には、米田正始教授が居られた。 教室の全スタッフ、看護師さんの緊密な連携のもと、私の心臓には、僧帽弁の他にも異常を来していた大動脈弁の人工弁への置換も行われた。 これを心エコーで観察すると、2つの人工弁が巧みに協調して動いてくれているのを見ることが出来る。

そして今回、5つ目の誕生日は、2008年2月13日である。 昨年末から、京大病院循環器内科で入退院を繰り返していたが、先生方や看護師さんの極めて正確、懇篤な処置にも拘わらず、内科的には、治療不能の段階に達していたのだった。

この時、前教授 米田先生は豊橋のハートセンターにスーパーバイザーとして在勤されておられた。 娘を通じて、連絡を取ったところ、直ちに手術すべきであるから、緊急に来院しなさいとのアドバイスを受けることが出来た。 2月12日早朝、、京大から直接、豊橋ハートセンターへと酸素吸入を続けながら走り、転院したのであった。 この時の、京大循環器内科の先生、看護師さんの皆さん方の懇篤な御配慮には、厚い感謝の念でイッパイである。

息子の車は早朝の名神を走り、正午には、豊橋ハートセンターに着いた。 必要な検査のみを受け、米田先生からは家族全員に対して、実に明確な説明を受け、質疑応答が繰り返され、そして、私も家族も充分に納得し、安心して、翌、2月13日、4回目の心臓手術を受けたのであった。

米田先生の御執刀とセンター全スタッフの強力なサポートのお蔭で、この日が私の5つ目の誕生日となったのであった。  手術直後から、いずれも初めての豊橋にあって、吾が妻、娘、息子夫婦らが、とりわけ妻は私と同年齢でありながら、豊橋に連泊し、私と同じ病院食を食べて、「減塩食」と言うものを研究しながら、私に付き添い、介護してくれたのであった。

入院してから、18日目、4年に一度の2月29日(大安)、再び家族全員で京都の自宅に帰還することが出来たのであった。 聞けば、スタッフの先生方の間でも、開胸心臓手術、3回というのはあるが、4回目というのはさすがに少ないと言うことであった。

ちなみに 神の手 とも言われる 米田先生のホームページは下記にあるので、参考になさって下さい。

http://www.masashikomeda.com/

なおまた、私の娘の立場からのドキュメンタリーが、下記に記載されていますので、興味のある方はご参照下さい。

http://megumu.tea-nifty.com/megumu/2008/03/index.html

 

2008-03-06

神の手

神の手と呼ばれるお医者さんに父の命を助けていただいた。

 1年前まで神の手と呼ばれるお医者さんは京都にいたのだが、今は、京都にいない。週の半分が愛知県豊橋、残りの半分は神奈川、日曜日にだけ京都に戻って来る。

 父の心臓の3回目の手術のときに主治医だったそのお医者さんは、病院内の院内抗争(つまりは「白い巨塔」)のため、心臓血管外科を追い出されてしまっていたのです。地位保全の裁判まで起こしたのだが、京都に留まることはできなかった。

 命の期限を切られた父に、残った病院の心臓血管外科(現在機能停止中)の医者は「私にはようしません」と匙を投げ、あとは内科の問題だと、循環器 内科に丸投げした。ただ、男気のある循環器内科の若いお医者さんは、一生懸命手を尽くしてくれた上に、複雑な事情にも関わらず、「セカンドオピニオンを」 という私たち家族の申し出に誠意をもって応えて下さり、すぐに父のデータをその先生のもとに送って下さった。

 なんせ時間がない…。外科は、チームが必要。京都でも手術ができるよう準備は整えているようだが、急な手術&リスクの高い手術なので、チームを組むにも人も時間も場所も足りない。

 ということで、急遽、愛知県豊橋市の豊橋ハートセンターへの転院を決意した。

 金曜日にデータを送ってもらって、土曜日にその医者の自宅に到着。唯一そのお医者さんが京都に帰ってくるのが日曜日で、日曜日にデータを確認。夕 方に電話をし、万全の体制でやってもらいたいので、ともかく豊橋に行きます!と決断した。お医者さんが受け入れを決めて下さり、正式に転院が決まったのが 月曜日、翌火曜日(12日)に、京都から豊橋まで車で転院。

 豊橋に行きます!って言ったものの、それからが大変。第一豊橋ってどこ…って地図を探す始末。昨日見舞で京都にきて帰ったばかりの弟(名古屋在住)をすぐに戻ってこーいと呼び出し、ホテルを押さえてもらう。

 父はかなり弱っている。だが、救急車を出してもらえなかったため、弟の車に酸素ボンベと車いすを積んでの移動となった。

 そのさなか、ばたばたしているところを物陰から見ていた人がいた…
 見舞客と、医者との対応でばたばたしてベッドが空になった30分ほどの間に、なんと財布と預金通帳を盗まれた。健康保険証などはおいてあったので、プロの仕業。直前に来てくれた見舞金も全て盗られた。警察が来て、被害届を出すことになった。弱っているところに事情聴取、おまわりさんもあまりのことに「元気出して下さい」といたわってくれた。

 死にかけている病人からお金を取るなんて、絶対に許せない。
 が、父は一言、「厄払いや」…

 そのドロボウが悪い厄を全部持って行ってくれたお陰で、それからはトントン拍子。

 火曜日は、朝から晴れてました。
 次の日は京都は大雪だったので、もし一日遅かったら、雪で関ヶ原を超えられず、酸素ボンベも尽きて、雪の中救急車も走れないし、どうなっていたことか…
 そのまま緊急入院で豊橋入り。もう道中の長かったこと…。数日間、毎日動悸がしてこっちの心臓までおかしくなりそう…。

 翌水曜日に緊急手術。4回目の心臓の手術。リスク30%と言われた。つまり、生存率70%。普通なら50%以下のところだが、その先生のお陰で20%稼げた。

 外科のお医者さんは、創意工夫に溢れたアーティストだと確信した。あらゆる状況を考え、どうしたら良いか、いろいろ工夫をして下さった。父の心臓 には、人工弁が2つ入っている。今度が4度目の手術。弁置換手術を3回受けているのだが、そのうちの僧帽弁周囲の逆流がひどく、赤血球を壊すために溶血し ていたのだ。つまり、最初は小さな孔から始まるダム決壊と同じ、氷の上で一箇所ヒビが入ると、パリパリぎしぎしと次第に裂け目が酷くなって、最後バリっと 崩れ落ちるのと同じこと…。父の心臓、最初は小さな孔(血液が壊れるぐらいなので、ほんの小さな孔)だったのが、なんと4箇所の裂け目に発展していたらし い。

 最近のカテーテルもすごいね…。手首からできるんだって…。私の仕事は、カテーテルやら内視鏡の翻訳の仕事。だが、実物を見たことはない(たけしの「本当は怖い家庭の医学」で実際に動かすところを、ほぉって見る程度)

 さて、午後4時から始まった手術…終わったのは、夜中の2時半だった。
 先生方は当日2度目の手術。つまり、その日はぶっ通しで手術ということ。外科医はつくづく体力がないとやっていられない。

 家族待機室で待っていたが、待ちくたびれて看護婦さんが呼びに来たときは、完全に寝ぼけまなこでした(^^;

 豊橋ハートセンターは、全国でも10の指に入る心臓専門の病院。とても気持ちのよい対応だし、なんというか全てがテキパキ、対応も早い。

 2日後にはなんとICUから重症患者の個室に移り、その後大部屋…なんと二週間余りで退院の運びになった。以前に京大病院に入院していたときは、肺炎を起こしたこともあり、ICUも長く、入院も手術後1ヶ月だった…

 心臓は身体の大元なので、悪くなるのも急激だが、良くなるのも早い。後半は、父は暇をもてあましておりました…

 そして昨日、四年に一度の2月29日の大安、快晴、無事に父は退院しました…。

 ということで、大変な大変な日々でした。 豊橋にも一時滞在しておりました。京都との往復も大変でした、といってもまぁ新幹線のこだまで1時間半だけど。

 あまりの急展開に、予定は全てキャンセル。仕事はキャンセルするわけにいかなかったので、暇を見つけてやってましたが、今回、初めてマクドナルドから、無線LANで接続できました……。ニフティのコネクトforモバイルが、手動で設定しなくてもいけたので便利でした。
 インドのボランティアの方は、みんな渡印直前だったので、こんな状況にも関わらずごめんねごめんねといいながら容赦ないメールに私は襲われました…(^^;

 今回の収穫は、父母ともに携帯メールができるようになったこと…

 娘いわく「暇は人間を進歩させる」んだそうだ。

 

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2008.03.03 in ほのぼの日記 | Permalink | Comments (1)

 

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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お便り 2 大動脈弁狭窄症

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11_001b2008年10月に開院まもないハートセンターで弁膜症手術(大動脈弁置換術)を受けられた大動脈弁狭窄症の60代男性患者さんからのメールです。

 

開院直後という状況でも私たちを信じて手術を受けて下さった患者さんの信頼にお答えすべく、

何事も多重チェックして慎重にも慎重を期し、スムースに運びました。

 

大動脈弁狭窄症という病気は手術のあとは元気になれるのですが、治療までに突然死するかたもあり、手術前はかなりの注意が必要でした。

 

医学的なことだけでなく、新しい病院の機械類はもちろん酸素や空気の配管のチェックを含めさまざまな確認を専門家とともに自分でも行い、

また手術シュミレーションを何度も行い、

さらに実際の手術の際には豊橋ハートセンターからも数名の応援部隊に来ていただき、余裕を持って手術するようにしました。

 

そうした姿勢を患者さんが喜んでくださったように思えます。信頼関係の大切さを実感します。

 

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名古屋ハートセンター
米田正始先生

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今回は私の手術に関しまして大変お世話になりました。

先生とのご縁を頂き本当に安心して身をお任せすることが出来ました。

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お蔭様で、手術も無事に終わり思った以上に早く退院することが出来ました。
これもひとえに米田先生はじめ皆様のおかげと感謝しております。
助けていただいた命是非今後の人生に大事に使わせていただきます。

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退院後の体調も順調に推移しておりまして今のところ特に異常を感じることはございません。
但し、夜中々熟睡が出来ず頂いた睡眠薬を使わせていただいています。
しかし出来るだけ、減らすようには心がけています。

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痛みもやはり少し残っていはいますが、異常的なものではありません。
全体的なもので少しずつ良くなってきていると思います。

咳をしたり痰(随分少なくなりました)を出すときはやはりまだ辛いですが。
傷も今のところ非常にうまく接合しているように見受けられます。ほとんど瘡蓋も取れました。
退院して家にいるとやはり運動量が随分違うようで、からだの動きも随分スムースになってきました。

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お蔭様で少し机に座ってパソコンを操作することが出来るようになりましたので、
遅ればせながら、御礼と直近の状況報告をさせて頂きました。

北村先生、深谷先生にも宜しくお伝えください。
本当にありがとうございました。

次回外来訪問のときはより元気な姿でお会いできることを楽しみにしております。

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2008年10月*日

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1年後、またメールを戴きました。患者さんご自身が決意し、受けた手術で楽しい毎日を送っておられる、その達成感・充実感が感じられ、うれしい限りです

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米田 正始 先生

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前略、昨年9月ハートセンターで先生ご執刀により
大動脈弁置換手術を受けてから1年経過、

先週定期検査と担当医・深谷先生のご診察の結果、
「経過良好。今後は関係医療情報を連絡した地元医院で適宜受診・
投薬を受け、特段の異常が無ければ1年後に再度ハートセンターで
定期検診を受ければ良い」
こととなりました。

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日頃の失礼をお詫びしつつ、此の機会に改めて心より御礼申し上げます。
先生から頂いた貴重な余生、家族皆々と共に楽しく有意義に送りたいと
思って居ります。

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末筆乍ら先生の今後益々のご活躍と、ご多幸・ご健勝をこころから
お祈り致します。

敬具

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2010年9月20日

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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お便り・メール

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患者さんからのお手紙やメールの一部を、ご本人さまの許可を得て以下に掲載します。人間、誰でも手術は怖いものです。もともと心臓や血管の手術を好んでいた方はおられません。
しかし病気の内容を理解し、考えて、より安全で長生きし、生活の質を上げるために敢然と病気に挑戦されたのが心臓血管外科の患者さんたちです。私たちも全力をあげてこれに応えるよう努力して来ました。
そうした努力の中で、熱い感動を何度も頂きました。

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以下のお便りはそうした患者さんたちから頂いたお手紙やメールの一部です。
もともとコネも何もない状況でも一通のメールやお電話をきっかけにしてじっくりとそして何度も相談し、そこから生まれた信頼関係から手術へと進んで行ったケースが多くあります。

心臓手術のご相談はご遠慮なく(ご相談内容は米田以外の人には見られない構造ですので個人情報保護の心配はありません)。ご参考になれば幸いです。

なお手術の効果は患者さんの年齢や状態、他の病気などによって変化します。ご自身の場合についてはお問い合わせ下さい。

お便りのご紹介(お便り1〜10)

  • お便り1

    関西から僧帽弁形成術のためハートセンターへ来院された30代の女性患者さんからのお手紙です

  • お便り2

    開院まもないハートセンターで弁膜症手術を受けられた60代男性患者さんからのメールです

  • お便り3

    2008年春に緊急で救命手術(4度目の弁手術)を受け、元気になって頂いた京都在住の70代男性の患者さんからのお便りです

  • お便り4

    3年半前に冠動脈バイパス手術左室形成術(バチスタ手術と同じタイプの手術です)を受けて頂いた患者さんからのメールです

  • お便り5

    関西在住の70代男性で他病院で2度の心臓手術を受けておられますが、昔の人工弁が血栓で動かなくなり(血栓弁)、ハートセンターで3度目の手術をさせて戴きました

  • お便り6

    腎機能障害のある86歳男性で、冠動脈バイパス手術と弁置換術を行った患者さんです

  • お便り7

    関西在住の60代の女性で、弁膜症と感染性心内膜炎のためハートセンターへ転院、手術を受け、元気に退院されました

  • お便り8

    4年前に冠動脈バイパス手術左室形成術を受けられた64歳男性の患者さんからのメールです。大きな手術を乗り越えられ、元気で前向きな生活を送っておられることをうれしく思います。

  • お便り9

    手術ができないと言われて鹿児島から来院戴いた76歳の心房中隔欠損症肺高血圧症の患者さんの息子さんからです。皆で頑張って良かったとあらためて思いました。

  • お便り10

    狭心症のため血液透析が十分できなくなり、遠方からハートセンターまでご来院戴いた77歳の患者さんの娘さんから

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お便りのご紹介(お便り11〜20)

  • お便り11

    巨大な心臓腫瘍のため準緊急手術を受けられた69歳女性の患者さんからです。

  • お便り12

    複雑な僧帽弁形成術で元気になられた40歳代の患者さんからのお便りです。患者さんに勇気を頂いたケースともいえます

  • お便り13

    立派な病院でも心臓手術は不可、心臓も肝臓も腎臓もダメと言われた状態で来院され、手術ののち社会復帰された連合弁膜症患者さんです。患者さんと周囲のあらゆる人たちに感謝あるのみです。

  • お便り14

    もう長くは生きられないと言われて来院された狭心症・虚血性僧帽弁閉鎖不全症とコレステロール塞栓の患者さんです。痛みの強い病気のため本当によく頑張って下さったと頭が下がる思いです

  • お便り15

    ワーファリンの要らない青春を目指して大動脈弁形成術を無事成功できた青年のご両親からのお便りです

  • お便り16

    将来の妊娠出産のため二度目の僧帽弁形成術を希望してこられ、複雑弁形成術を無事完遂できた若い患者さんからのお便りです

  • お便り17

    輸血ができない「エホバの証人」の患者さんが冠動脈バイパスの再手術を断られて来院され、無事手術にて元気になられました。その患者さんからの感謝状です。

  • お便り18

    他院で手術不能と言われて来院された ASOの患者さんです。冠動脈にも強い病気が見つかったためオフポンプ冠動脈バイパス下肢動脈バイパス2つ、そしてカテーテルによる腸骨動脈ステントにて元気になられました

  • お便り19

    70代の修正大血管転位症で高度な心不全の患者さんからです。2つの弁(三尖弁と僧帽弁)を治し、長年の不整脈(心房細動)もとることができ、すっかりお元気になって頂けました。生きることの意味、それをお手伝いできたことの喜びをしみじみと感じます

  • お便り20

    鹿児島在住の70代の女性患者さんのご家族からのお便りです。ペースメーカーによる三尖弁閉鎖不全症のため肝硬変・肝不全となり危険な状態で飛行機来院されました。工夫を重ねた弁形成手術で元気になって頂きました

家族の絆の素晴らしさと病気克服への有用さを実感することがよくあります

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お便りのご紹介(お便り21〜30)

  • お便り21

    ハートセンターの開設第一例目の手術(僧帽弁形成術)を受けて下さった患者さんからのお礼状です。

  • お便り22

    冠動脈バイパス手術は腎不全・血液透析等の患者さんだけでなく、アスリートや怪我の危険性ある職業の方にも有利で安全な方法です。山登りやスポーツを楽しむためにも前向きにオフポンプ冠動脈バイパス手術を受けられた60代の女性患者さんからのお便りです

  • お便り23

    僧帽弁交連切開手術後20年の40代患者さん心臓手術は人生の中で大きな出来事です。ご家族皆でじっくり相談し、また私たち医師・医療者とも十分な話合いののち決断し、ともに頑張ることが大切です。が九州から再手術を求めて来院されました。遠方のハンデを押してでも来て良かったと言って頂けるよう、チーム全員努力し、手術(僧帽弁置換術メイズ手術など)で心不全も不整脈も治り笑顔で元気に退院して戴きました。

  • お便り24

    大動脈弁狭窄症と冠動脈病変(狭心症)とHOCMをもった脳出血後の80歳女性がそのままでは危険な状態になったため、ご家族とともに手術を熟慮ののち決断されました。術後経過良好で有意義な時間をこれからすごされるでしょう。そのご家族からのお手紙です。

  • お便り25

    以前手術させて頂いた患者さんのご家族が心臓病(連合弁膜症)になられ、手術を希望して遠方から来て戴きました。自分の家族をも任せて下さる、こうした患者さんとの心の絆をうれしく思います。

  • お便り26

    関東の大手病院で2度手術を受けた患者さんが心房細動がどうしても治らないので手術を希望して来られました。心房細動やそれに対するお薬であるワーファリンの弱点を熟知して来られました。無事ご期待に遠方からも来院いただき光栄なことです。沿えてほっとしています。

  • お便り27

    大阪から心不全の患者さんが来院されました。検査の結果、高度の収縮性心膜炎と判明し、手術にてお元気になられました。その患者さんのお母様からのお手紙です。

  • お便り28

    心臓外科先進国シンガポールから名古屋まで冠動脈バイパス手術のために来て下さったエホバの証人の患者さんからのお便りです

  • お便り29

    これまた心臓外科先進国イギリスのスコットランドから僧帽弁形成術不整脈手術を受けるために来院して下さった患者さんからのメールです。よく勉強してから私たちを選んで下さったことを光栄に思います

  • お便り30

    三重県からお越し下さった慢性腎不全・血液透析で狭心症の患者さんからのご家族からのお手紙です。冠動脈バイパス手術によって血液透析の患者さんはもっと安全・快適に、かつ長生きできるでしょう。

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お便りのご紹介(お便り31〜40)

  • お便り31

    熟慮を重ねたうえ大動脈弁形成術を受け、きれいに治り元気になられた20代の若者(大動脈二尖弁)の奥様からのお便りです。周囲の雑音に惑わされず自分の病気に正面から向き合い、自分の目と耳で調べ、健康を勝ち取られた勇気に敬意を表したく思い

  • お便り32

    難治性(治りにくい)心房細動が原因で心筋症(頻脈誘導性心筋症)・心不全となりつらい毎日を送っておられた関東地方の患者さんが、ふとしたきっかけ(ツイッター)で知り合いになり、十分な相談と検討ののち強化メイズ手術で健康を回復されました。この患者さんのツイッター集もあわせてごらんください。絶望的な状況から、家族の絆の素晴らしさと病気克服への有用さを実感することがよくあります悩み、考え、決断して獲得された健康は患者さんご自身が上げられた成果です。

  • お便り33

    心内膜床欠損症という病気にもどづく僧帽弁閉鎖不全症と大動脈弁下狭窄症IHSSのため危険な状態となられた70歳近い患者さんが、ご家族の助けを得て持病の肺の病気を見事に克服して手術で元気になられました。

  • お便り34

    感染性心内膜炎と僧帽弁閉鎖不全症で脳梗塞を合併した広島県在住の60代患者さんの御家族からのお便りです。驚き、苦しみから立ち上がり、決意・実行し、そして病気の克服へと向かわれた患者さんとご家族に頭が下がります

  • お便り35

    エホバ証人大動脈弁狭窄症の患者さんが来院されました。術前に貧血が強かったため、解決してから大動脈弁置換術を行い、首尾よく軽快・退院されました。

  • お便り36

    やや不便な遠方の山間部から大動脈弁狭窄症の患者さんが来院されました。この弁膜症を十分勉強し、私たちを選んで下さったことを光栄に思います。

  • お便り37

    9年前、京都にて比較的大きな手術をさせて頂いた大動脈二尖弁と上行大動脈瘤の患者さんが、弓部大動脈瘤大動脈基部拡張のため名古屋まで来られました。速やかに手術しまもなく元気に退院されました。患者さんと長年のお付き合いができる信頼関係を誇りに思います。

  • お便り38

    関東の患者さんからお便りがありました。過去に東京で2度僧帽弁の手術を受け、最近までお元気にしておられましたが、人工弁の周囲が漏れ出し、溶血で毎月輸血を受けざるを得なくなり、かといって手術は危険ということで困り果てて連絡を取ってこられました。僧帽弁の再々手術で無事健康を回復されました。

  • お便り39

    これまた心臓外科先進国イギリスのスコットランドから僧帽弁形成術不整脈手術を受けるために来院して下さった患者さんからのメールです。よく勉強してから私たちを選んで下さったことを光栄に思います

  • お便り40

    大動脈二尖弁で昔、他病院で大動脈弁置換を受け、後年、胸部大動脈拡張(大動脈瘤)になって来院された患者さんです。上行大動脈と弓部大動脈置換術にて元気に退院されました。二尖弁の患者さんは大動脈の健診(CTで快適に)が安全上勧められます。

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お便りのご紹介(お便り41〜50)

  • お便り41

    慢性腎不全・血液透析の患者さんが狭心症を発生し、大阪から来られました。オフポンプ冠動脈バイパス手術にてお元気に退院され、お役に立ててうれしく思いました。血液透析でも永く元気に生きられるようになりつつあります。

  • お便り42

    大動脈二尖弁のため大動脈弁狭窄症と閉鎖不全症を発症し、大動脈弁形成術を受けられた若者のご家族からのお便りです。九州からおいで戴きました。弁も心臓も良くなりお元気に社会復帰していただき、うれしいことです。

  • お便り43

    乳がんの手術後、やっと落ち着いたところで、不運にも心臓腫瘍がみつかり、来院されました。このあたりで疫病神を追っ払い流れを変えようと、完全切除・再建しお元気に退院されました。MICS(低侵襲小切開手術)に準じた形で手術しました。

  • お便り44

    大動脈二尖弁上行大動脈瘤の手術を受けられた若者とそのお母様からのお便りです。遠方から来て下さいました。永い葛藤の末、決意し、健康を取り返されました。私たちを信頼して頑張って下さったことをうれしく思います。

  • お便り45

    僧帽弁形成術とメイズ手術を受けられた80歳代女性患者さんからのお便りです。まだまだ現役、前向きに行きたいと希望し遠方からお越しいただきました。しっかりとした足取りでまもなく元気に社会復帰されました。

  • お便り46

    遠方からご自分の信念で来院下さった70歳代患者さんからお便りです。正中MICSという創を小さくする方法で僧帽弁形成術三尖弁形成術とメイズ手術を受け、元気に退院されました。

  • お便り47

    大動脈解離が長期化し、大きなこぶ(慢性大動脈解離)になって来院されました。以前の病院では手術拒否しておられましたが、こころがつながると前向きに取り組んで下さり、大きな手術(弓部大動脈全置換術もスムースで元気になられました

  • お便り48

    ミックス手術つまり低侵襲小切開手術をもちいた大動脈弁置換術で術後まもなく海外旅行や仕事復帰をされた患者さんからのメール集です。

  • お便り49

    大動脈弁狭窄症それも重症で突然死の恐れがある患者さんが年末に来られました。すみやかに手術し、まもなく元気に退院され、念願であったお孫さんの結婚式に間に合いました。そのご家族からのメールです。

  • お便り50

    大動脈二尖弁による大動脈弁閉鎖不全症と上行大動脈瘤の、比較的お若い患者さんがメールを送ってこられました。じっくりと相談し、現時点で考えられる一番良い短期的・長期的治療法を行うことができました。MICS法で創も小さくできました。その患者さんからのメールです。

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お便りのご紹介(お便り51〜60)

  • お便り51

    大動脈弁人工弁の機能不全と三尖弁閉鎖不全症のため肝硬変があるにもかかわらず再手術を受け、見事に乗り切って健康を勝ち取られた九州の患者さんからのお便りです。本当によく頑張って下さったと、今も熱い想いでいっぱいです。

  • お便り52

    関東の病院で死亡率50%と言われた慢性腎不全・透析連合弁膜症石灰化大動脈の患者さんの娘さんからのお便りです。厳しい状況の中でも笑顔で頑張ってくださったこと、誇らしく思います。

  • お便り53

    修正大血管転位症に三尖弁閉鎖不全症を合併し心不全になったため近畿から来院され、三尖弁手術を受けられた患者さんのご家族からのお便りです。永く元気に生きて頂けるよう、地元の病院と協力しながら治療を続けて行きます。

  • お便り54

    僧帽弁閉鎖不全症に対してポートアクセス法での僧帽弁形成術を受けられた関西の若者のお母様からのお便りです。しっかりと勉強され、そのうえで私たちを選んでくださったことを光栄に思います。

  • お便り55

    冠動静脈ろうの手術を受けられたエホバの証人の信者さんからのお便りです。輸血ができないというのは心臓手術には厳しい条件ですが、無駄のない手術と徹底止血で対処できました。

  • お便り56

    大きな心室中隔欠損症肺動脈弁狭窄症のため心臓手術を受けられたエホバの証人の患者さんからの礼状です。手術を決心するまでの苦しさと手術後のよろこびが感じられ心を打ちます。

  • お便り57

    上行大動脈置換術後に二尖弁大動脈弁狭窄症となったため遠方から米田正始の外来へこられました。癒着は高度でしたが、さまざまな工夫を凝らして患者さんは元気に退院されました。

  • お便り58

    上行大動脈に石灰化のある血液透析中の80歳近い患者さんが心臓弁膜症の再手術を受けられました。高いリスクをはねのけ、元気に退院していただきうれしい限りでした。

  • お便り59

    東日本大震災の被災地支援へ。ポートアクセス法(右写真)の僧帽弁形成術を受けられたエホバの証人の患者さんからのお便りです。こうした素晴らしい方の手助けや支援ができたことを光栄に思います。

  • お便り60

    生体弁でのベントール手術後10年の患者さんのご家族からのお手紙です。お元気でなによりですが、後年そのご主人様も同様の手術をさせていただき、信頼して頂けることをこのうえなくうれしく思います。四国在住ですが、今も定期健診に来てくださいます。

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お便りのご紹介(お便り61〜70)

  • お便り61

    ミックス法でのデービッド手術をもとめて三重県からお越し下さった患者さんからのお便りです。患者さんやご家族が自ら勉強し、信念をもって希望の医師・病院を探してきて下さったことを光栄に思います。

  • お便り62

    ミックス僧帽弁形成術冠動脈バイパス手術等を受けた若者患者さんからのお便りです。みずから妥協せず、希望する手術を求めて調べ動き、そして健康を勝ち取られたこと、素晴らしいと思います。

  • お便り63

    ポートアクセスによる僧帽弁形成術それも複雑な弁形成術を受けられた患者さんからのお便りです。比較的遠方からお越し下さっただけに、お役に立てて、うれしい限りです。

  • お便り64

    重症の連合弁膜症のため九州から来院された患者さんのご家族からです。お役に立てて幸いです。

  • お便り65

    ポートアクセス法僧帽弁形成術を受けられた関西の患者さんからのお手紙です。良い治療法を待ちわびておられただけに喜びもひとしおのようでした。頼りにしていただいて、これほどうれしいことはありません。

  • お便り66

    バルサルバ洞の破裂のため北関東から来られた患者さんからのお便りです。無事にバルサルバ洞や心室中隔欠損症も治り、大動脈弁も人工弁による弁置換を回避したうえにミックス手術で小さい創になりよろこんで頂けました。

  • お便り67

    右室二腔症ミックス手術を受けられた群馬県の患者さんからのお便りです。熟慮の末、決意し、頑張って健康を勝ち取られたことを立派に思います。これから楽しい人生を送って下さることでしょう。

  • お便り68

    ポートアクセス法の僧帽弁形成術を受けたバーロー症候群の患者さん。難易度の高い2つの方法が同時に安全にできるようになりました。よろこんで戴けてうれしいかぎりです。

  • お便り69

    心膜のう腫という心臓腫瘍の患者さんで、エホバの証人の信者さんのため他院で手術不可と言われて来院されました。のう腫は完全に取れ、手術は成功しお元気になられました。

  • お便り70

    自己心膜大動脈弁形成術(再建術)ミックス法で受けた患者さん。弁形成ができないほど弁が壊れていましたが、もとの弁に近い、自然な弁になりました。

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お便りのご紹介(お便り71〜80)

  • お便り71

    ミックス手術大動脈二尖弁の形成を受けた15歳の患者さん。これからの健康で楽しい学生生活と将来の妊娠出産を考えて大動脈弁形成術を行いました。その決断には敬意を表したく思います。

  • お便り72

    二弁置換メイズ手術という比較的大きな手術をミックス手術にて受けられた患者さんからのお便りです。より多くの、さまざまな病気の患者さんにミックス手術の恩恵が届けばうれしいことです。

  • お便り73

    リウマチ性連合弁膜症心房細動ミックス手術で克服した患者さんからです。遠方から来たかいがあったと言われて良かったです。

  • お便り74

    僧帽弁閉鎖不全症などのためポートアクセス法(ミックス)での僧帽弁形成術を受けられた大阪からの患者さんです。少々のことではゆるぎない健康を勝ち取られたことをうれしく思います。

  • お便り75

    大動脈弁の複雑な再手術を受けられた三重県の患者さんからのお便りです。そのあと、患者さんの息子さんまで心臓手術をお任せいただき、厚く信頼して戴いたことを光栄に思っています。

  • お便り76

    下行大動脈瘤のため来院されました。ステントグラフト(略称EVAR)を使えないタイプでしたので通常の手術で元気になられました。心配しておられた脊髄マヒもまったく問題なく順調です。

  • お便り77

    大動脈弁狭窄症エホバの証人の患者さん。心臓も肺も悪く輸血もできないという厳しい状況でしたが、うまく打開できました。

  • お便り78

    ベントール手術ミックス法(小切開手術)で受けられた若い患者さん。山口県からお越し頂きました。お役に立てて幸いです。

  • お便り79

    バルサルバ洞瘤の再破裂のため大阪から来られた患者さん。大動脈基部再建や大動脈弁形成術などのさまざまなノウハウを駆使した再手術で元気になられました。

  • お便り80

    大きな脳梗塞という状態の中から大きな弁膜症再手術を乗り切った患者さんから、7年目のお便りをいただきました。

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お便りのご紹介(お便り81〜90)

  • お便り81

    大動脈二尖弁のため、上行大動脈瘤大動脈弁閉鎖不全症、そして感染性心内膜炎のため僧帽弁閉鎖不全症を発生した若い患者さん。ミックス手術で快調に。

  • お便り82

    3度目の心臓弁膜症手術のため遠方からお越しくださった患者さんからの礼状です。信頼にお応えでき、うれしい限りです。

  • お便り83

    拡張型心筋症とそれに合併する機能性僧帽弁閉鎖不全症の手術を受け、その後のお薬治療での粘りもあって健康者レベルの心臓になられた患者さんからのお便りです

  • お便り84

    弓部大動脈の嚢状瘤に対して弓部大動脈全置換術を受けられた患者さんからです。大きな手術ですが、経過順調ですぐ元気に退院されました。

  • お便り85

    ポートアクセス僧帽弁置換術を受けられた遠方の患者さんからのお便りです。リウマチ性弁膜症も治療の選択肢が増えました。

  • お便り86

    虚血性僧帽弁閉鎖不全症再々手術を受けに沖縄からお越し下さった患者さんからです。命がけのフライトと入魂の手術でした。こちらこそお礼を言いたいほどの喜びを頂きました。

  • お便り87

    ミックス法で自己心膜の大動脈弁形成術(再建術)を受けられた患者さん。遠方からお越し頂くだけのものを提供できてうれしく思います。

  • お便り88

    オフポンプ冠動脈バイパス手術後、旅先の北欧からの絵葉書です。せっかくの長持ち手術のあとです、元気に楽しく過ごしてください。

  • お便り89

    僧帽弁閉鎖不全症心房中隔欠損症のエホバ信者さん。工夫してミックスで手術しました。

  • お便り90

    肝機能障害のある三尖弁閉鎖不全症にミックス手術を行い少ない苦痛で体力を回復されました。

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お便りのご紹介(お便り91〜100)

  • お便り91

    他府県の大学病院で弁形成困難と言われてこられた患者さんです。ミックス法僧帽弁形成術心房縮小メイズにて弁も不整脈も治りました。絆をうれしく思います。

  • お便り92

    ポートアクセス法大動脈弁置換術を希望して来られた患者さんです。発表会に間に合うように素早い回復の手術を心掛けました。

  • お便り93

    地元の一流病院で心臓手術不成功。それから来院され、再手術でお元気になられた僧帽弁置換術の患者さんからです。

  • お便り94

    東京から来られた患者さんで、ポートアクセス法による大動脈弁置換術を受けられました。ほとんど見えない創、少ない痛み、早い仕事復帰でよろこんで頂けました。

  • お便り95

    危険な状態で来院され、心臓手術によって元気になられた修正大血管転位症の少年とお母さんからのお便りです。ほんとうによく頑張ってくれたと思います。こちらこそ感謝しています。

  • お便り96

    感染性心内膜炎(IE)による僧帽弁閉鎖不全症に対してポートアクセス法で僧帽弁形成術を行った40代女性患者さんからのお便りです。患者さんの満足度が年々上がって行くのはうれしいことです。

  • お便り97

    冠動脈瘤のため瘤閉鎖と冠動脈バイパス手術 を受けられた患者さんからです。こころの絆をうれしく思います。それがあって初めて手術も治療も意義深いものになるでしょう。

  • お便り98

    バーロー症候群の僧帽弁閉鎖不全症に対してポートアクセス法で僧帽弁形成術を行った患者さんのエッセイです。中日新聞に掲載されました。早い仕事復帰のお手伝いができてうれしいことです。

  • お便り99

    虚血性心筋症への手術後7年、新たな大動脈弁閉鎖不全症のため3つの弁がやられ心不全になって、また私のところへ遠方から来てくださった患者さんです。7年間の成果を結集した手術で、お元気になって頂きました。心の絆に感謝です。

  • お便り100

    院内である意味患者さんにもっとも近い位置におられるお掃除のおばさんたちからのお手紙です。名古屋で5年間お世話になりありがとうございました。

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お便りのご紹介(お便り101〜110)

  • お便り101

    心内膜床欠損症(ECD)の僧帽弁閉鎖不全症に対して僧帽弁形成術を行った患者さんからです。信念をもって、周囲の雑音に惑わされず、病気と向き合って下さったことを誇らしく思います。

  • お便り103

    僧帽弁形成術を胸骨部分切開というMICS法で行った患者さんからです。肺も守ることができ弁もすっかり良くなりました。きれいな創や痛みの軽減だけでなく肺を守るMICSもあるのです。

  • お便り104

    大動脈弁狭窄症のためサイクリングができなくなった患者さんがポートアクセスの大動脈弁置換術で見事にアスリート生活に復帰されました。

  • お便り105

    感染性心内膜炎のため僧帽弁閉鎖不全症が悪化し、遠方から転院して来られました。ポートアクセス法の僧帽弁形成術にて完治し元気になられました。

  • お便り106

    人工弁感染性心内膜炎のため北海道から来院下さった患者さんです。大動脈基部膿瘍まで起こしていましたが、きれいに治りました。

  • お便り107

    収縮性心膜炎を合併した慢性腎不全・血液透析の患者さんです。ポートアクセスのMICS手術でお元気になられました。

  • お便り108

    ポートアクセスMICSにて僧帽弁大動脈弁の手術を受け、まもなく仕事復帰された関東の患者さんからのエールです。長期のライフプランのもと、ワーファリンも再手術も回避しやすい戦略が患者さんを助けます。

  • お便り109

    巨大な心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症のためポートのMICSで根治術を受けられた患者さんからです。早い職場復帰が果たせてうれしいことです。

  • お便り110

    ポートアクセス心房中隔欠損症の閉鎖と三尖弁形成術とメイズ手術を受けられた患者さんです。岐阜県からお越し頂きました。ブログから引用とリンクさせて頂きました。その後くわしい記事も追加されました。

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お便りのご紹介(お便り111〜120)

  • お便り111

    世にも珍しい心臓腫瘍をMICS手術で無事完全切除。元気に社会復帰された患者さんからです。

  • お便り112

    ポートMICSでの僧帽弁形成術で早いゴルフ復帰へ。じゅうぶん調べ考えぬいて、九州からお越しくださいました。春になるのが楽しみですね。

  • お便り113

    5回目の心臓手術と2つの大きなハンディを乗り越えて。覚悟と決意、そして信頼。患者さんの頑張りが私たちを奮い立たせ最高の結果をもたらしてくれました。

  • お便り114

    92歳でも大動脈弁狭窄症を克服。すっかりお元気になられて皆よろこんでいます。

  • お便り115

    MICSの僧帽弁形成術で健康を回復。以前の病院では胸の真ん中の大きな傷跡で、しかも人工弁でと言われていたところからのスタートでした。

  • お便り116

    MICSの複雑三尖弁形成術ですっかりお元気になられました。

  • お便り117

    肥大型心筋症HCMと好酸球増多症のため高度の肺高血圧ジョギングhealth_0098と2弁逆流という危険な状態となり来院されました。そこから粘り強く頑張り、手術に持ち込んで元気な生活を取り返された患者さんです

  • お便り118

    東日本大震災の最中に僧帽弁閉鎖不全症を指摘され、ハートセンターにてMICSの僧帽弁形成術をさせて戴いた患者さんからです。素早い回復でまもなく社会復帰されました。お元気にご活躍のご様子でなによりです。ハーフマラソン楽しんでください。

  • お便り119

    10年前、京大病院にて難手術を乗り越えられた患者さんからお手紙を戴きました。大きな脳梗塞後の状態でしたがあきらめず、再手術の僧帽弁置換術や大動脈弁置換術、メイズ手術などによって危機を脱出して楽しい生活や人生を取り返されたこと、素晴らしいと思います。

  • お便り120

    マレーシアからお越し下さったエホバの証人の信者さんです。僧帽弁閉鎖不全症に対してMICS僧帽弁形成術をおこないました。強い絆を持つことができてうれしいことです。

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お便りのご紹介(お便り121〜130)

  • お便り121

    二尖大動脈弁弁形成で克服した中学生患者さんからのお便りです。つらい中をよく考え、自ら決心して下さったと思います。小さい、外からあまり見えない傷跡はそのご褒美ですね。

  • お便り122

    心筋梗塞の手前で無事、冠動脈バイパス手術で事なきを得た患者さんのご家族からのお手紙です。お迎えに参上したときから心の絆ができていたこと、うれしい限りです。

  • お便り123

    地元の専門病院ではこの日本で無理と言われた複雑僧帽弁形成術を求めて来院された患者さんです。患者さんの熟慮と決断で道が開けたと思います。

  • お便り124

    心房細動で巨大左房に血栓が多量あり、地元で手術はできないと言われて来院されました。障壁を超えて心房縮小メイズ手術にて回復されました。

  • お便り125

    勇気を出してMICSの僧帽弁形成術を決心された若い女性患者さんから。心臓手術で得られた健康はあなたの決断の賜物です。

  • お便り126

    マルファン症候群で二尖大動脈弁による大動脈基部拡張と重度の大動脈弁閉鎖不全症の患者さんがデービッド手術でお元気になられました。地元(日本海側)では人工弁が必要と言われていただけに良かったです。

  • お便り127

    拡張型心筋症のため直径100ミリの巨大左室になり大病院で打つ手なし、移植もダメと言われた患者さんが新しい左室形成術で元気に回復されました。お互い絶対に元気になるという固い決意で協力したおかげです。

  • お便り128

    インオペ(手術不能)と言われてから来院され、三尖弁手術でお元気になられた患者さんから、5年目のお手紙です。これからも楽しい時間をお過ごしください。

  • お便り129

    地元沖縄では僧帽弁形成術はできないと言われ、私の外来へ来られた患者さんからのお便りです。これから楽しく活発な人生を送って下さい。将来の赤ちゃんも楽しみですね。

  • お便り130

    感染性心内膜炎のため重症の三尖弁閉鎖不全症になり、地元九州の大病院でも弁形成はできないと言われ大阪までお越し下さった10代患者さんのお母様からのお便りです。無事、三尖弁形成術が完遂でき、これから元気な人生が楽しみです

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お便りのご紹介(お便り131〜)

  • お便り131

    ご高齢でも弓部大動脈全置換術を受け、お元気になられました。シャキッとした方でしたら年齢だけで判断するのは問題と思っています。また外来でお元気なお顔を拝見させてください。

  • お便り132

    難治性心房細動を心房縮小メイズ手術で克服された患者さんからのお便りです。MICSで傷跡も目立たなく喜ばれました。

  • お便り133

    他院で僧帽弁形成術を2回受け、うまく行かず、次は弁置換しかないと言われてから来院された患者さんが、お元気になられました。もちろん弁形成術で。

  • お便り134

    23歳の若さで次は弁置換と言われた女性が複雑僧帽弁形成術ですっかり元気になられました。これから元気で活発な人生を。将来の赤ちゃんも楽しみですね。

  • お便り135

    バレエを続けるためにMICSコーン手術を受けられたエプシュタイン病の患者さんです。バレエも人生も楽しんで下さい。

  • お便り136

    大動脈弁形成術を希望して遠方から来られたアフリカ出身の患者さんです。弁形成しかもMICSでご期待に沿えて嬉しいことです。アフリカでも活発な生活を!

  • お便り137

    心室中部閉塞型HOCM(肥大型心筋症)で手術を受けられ元のスポーツレディに復帰された患者さんからのお便りです。またマラソンを楽しんでください。

  • お便り138

    二尖弁の大動脈弁狭窄症でついに決意して転院、MICSで大動脈弁置換術と肥大型閉塞性心筋症HOCMの手術を受けて周りがびっくりするほど早く職場復帰を…<

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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お便り 1 僧帽弁閉鎖不全症の患者さん

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10_001b先天性僧帽弁閉鎖不全症のためハートセンターで僧帽弁(複雑)形成術を受けられた関西在住の30代女性からのお手紙です。

 

将来の妊娠には弁置換ではなく弁形成が必須のためお互い頑張りました。

先天性の僧帽弁閉鎖不全症は比較的稀な病気で、当初は診断がつかない複雑な状態と所見ということでご相談を受け、

その後他大学の先生らのご意見も頂きながら確定診断に至り、無事僧帽弁形成術を完遂しました。

 

元気に退院され遠方ながら外来に定期健診に来て下さいます。

 

****************************

この度の手術入院では、大変お世話になりありがとうございました。

医師の皆様、看護師の皆様、スタッフの皆様、どの方も親切に思いやりを持って接して下さり毎日、ゆったりとした気持で過ごさせて頂くことができました。

昨年に病気が見つかって色々と不安に思う毎日の中、米田先生には、メールでご相談を重ねさせて頂きましたが、患者側のどんなに小さな不安事項に対しても、誠実に1つ1つ丁寧にご説明頂き、最後の手術前のご説明を頂いた後は、自分でも不思議なくらい手術に対する不安は全くなくなり、逆に手術後、回復できることを楽しみな気持ちで全信頼を託して手術に臨むことができました。

素晴らしい先生に巡り逢えたことを本当に嬉しく思っております。

 

術後も、いつも笑顔で医師や看護師の皆様から経過のご説明や励ましのお声かけを頂き気持の面でも随分とバックアップ頂いたように感じております。本当にありがとうございました。

 

入院生活は、とても快適でした。

普段、仕事に家事に育児にとバタバタした生活をしていた私にとっては部屋でゆっくりと過ごしたりいつもきれいに清掃された明るい雰囲気の院内をリハビリを兼ねて歩き回ったりするのは日常から解放された気分で、かなりリフレッシュさせて頂きました。

院内の所々に置かれているきれいなお花や小物も心を和ませてくれました。至るところに細やかな気配りが感じられ、また若い方が多くいらっしゃって明るく活気がある素敵な病院だなあ、、、という印象を受けました。

(中略)

本当に快適に過ごさせて頂きました。これも一重に病院の皆様の温かいお心遣いのお蔭と感謝申し上げます。

末筆になりますが、ハートセンターの益々のご発展と皆さまのご活躍を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。

2009年4月*日

 

********* その後頂いたメールから (2009.5.) ***********

一般人にとっては、どんなに今の医療技術が発達していて

安全率が高いとお聞きしても、やはり心臓にメスを入れるということは

少なからず最悪のケースの「死」を連想してしまいます。

 

頭の中で手術をした方が良いと理解できても

気持ちも含め100%「手術を受けさせていただこう」と決心がつくまでは

かなり葛藤がありました。

 

しかし、手術が無事に終わり、順調に回復して

日常生活が軌道に乗りつつある今、思い切って手術をしてよかったと感じる日々です。

 

手術前は常に、風邪をこじらせたらどうしよう。。。無理をしては体にこたえ
る。。。など

自身の行動を随分セーブしていて、そんな自分にストレスを感じていました。

 

術後は心臓が正常にもどったことによる安心感から、メンタル的にも元気になり

家族からは声の張りが違うとまで言われるくらいです。

 

これからは、いろいろと楽しみながら過ごせそうです。

導いてくださった米田先生には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

**********************

いつしか7年の歳月がたちました。IMG_2109

外来でこの患者さんのお元気なお姿を拝見するたびにうれしく思っていましたが、もともとの念願であった赤ちゃんのニュースはまだでした。

名古屋から郷里の奈良へもどり、新たなハートセンターで仕事をしているなかで、外来お会いするたびにじっくり頑張りましょうねとお話していました。

 

そんなある日、うれしいメールが届きました。

あれから7年たって、ついに夢が実現しつつあるとのお知らせでした。

人間、ネバーギブアップだとあらためて思いました。

 

患者さんには無理をなさらず、ゆっくりと着実に安産へと進んでいただければと念じております。

次の外来で赤ちゃんにもお目にかかれることを楽しみにしております。

 

**********患者さんからのお便り************

.

米田先生

 

ご無沙汰しております。

お元気でいらっしゃいますか?

 

私の方は、やっと不妊治療が上手くいって、妊娠18週目を迎えました。
順調に育てば、10/**が予定日です。

 

現在、****センターの周産期科に定期検診に行っています。
お蔭様で、心臓の検査結果は、妊娠出産に問題ないとのことで、
手術いただきました先生へ改めて感謝申し上げます。

赤ちゃんの経過も今のところ順調です。

 

取り急ぎ、ご報告まで。

無事に出産できましたら、
赤ちゃんと一緒に先生に会いに行けますことを
楽しみにしております。

.

*********************

IMG_0419 あれから数か月が経ちました。

そしてうれしいニュースが届きました。

.

可愛い赤ちゃんが元気に誕生したそうです。

これからも皆さん健康管理で元気に楽しくお過ごしください!

.

******患者さんからのお便り******

.

米田先生

.

先日は、お忙しい中、アドバイスいただき、ありがとうございました。

.

お蔭様で10月**日(*)に30**g、5*.*cmの
元気な女の子を出産しました。

.

母子ともに、昨日退院しました。
やっと待望の二人が授かり、とても嬉しいです。

.

赤ちゃんの写真を添付致します。
手術いただきました弁は出産後も逆流ゼロで、順調です。

.

こちらの病院の検査技師さんが、
「すごく上手に手術されていますね~。どちらの先生に手術していたただいたのですか~?」
と尋ねてこられました。
ありがとうございます!

.

ではまた、外来でお会いできる日を楽しみにしています。
取り急ぎ、ご報告まで…。

.

 

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
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元・京都大学医学部教授
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第5回患者さんの会の御礼など

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患者の皆様

昨日3月15日日曜日に京都の祇園ホテルにて第5回患者さんの会を開いて頂きました。いつもながら多数のご参加をいただき、またじーんとくるお話を頂戴し感謝申し上げます。

お陰さまで名古屋ハートセンター(註:現在は医誠会病院におります)は順調に発展しており、京都エリアの患者さんにもお役に立っているケースがいくつもあり、うれしいことです。

今回はちょうど花粉症の季節が始まる時期でもあり、花粉症のお話をさせて頂きました。とくに心臓病との兼ね合いを意識してお話し、多数の良い質問を頂きありがとうございました。

またちょっとした雑談の中に長期の安全性に役立つ相談ができ、これもうれしく思いました。
次回はこの秋、9月ごろに世話人の方々が考えて下さっています。

ご心配ごとがある場合は連絡戴けましたら京都にも大阪にもサポートして下さる先生方がおられますので、それらの先生方との連携によって遠方のハンディなくお役に立てると存じます。

またお元気なお顔を拝見できましたら幸いです。

米田正始 拝

 

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お礼と第五回患者さんの会のご案内

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患者さんの会の皆様へ

11月30日日曜日には第四回患者さんの会にご多忙の中をご参加下さりありがとうございま懐かしい患者さんたちと再会できるのは大きな喜びですした。60名以上の多数の方々のご参加を頂き、懐かしい皆さんのお元気なお顔を拝見できうれしく思いました。九州や福島県あるいは山陰地方などの遠方からも数名のご参加を頂き、ありがとうございました。また参加予定の方で風邪等のためこれなかった方も若干おられました。一日も早く回復されることを祈ります。

せっかくの機会にできるだけ役に立つ情報をお持ち帰り戴きたく、今回はさまざまなご質問にお答えするだけでなく、インフルエンザ予防接種や新型ウイルスの話と心臓血管外科でよく使うお薬の話もさせていただきました。また名古屋ハートセンターでの新しい仕事や試みについてもご紹介させていただきました。前向きのコメントやご質問を頂きありがとうございました。皆さんからまた多くのエネルギーをいただいたように思います。

世話人の皆さん(松岡さん、全さん、中村さん)のおかげで、次回(第五回)は平成21年(2009年) 3月15日(日曜日)午後1時から4時まで開催していただくことになりました。場所はまた祇園ホテルになると思いますが、あらためて連絡あるいはこのホームページにも掲示いたします。

またざっくばらんに何でも聞き、学べる場になれば幸いです。なお今回もこれまで参加したくても連絡法がわからなかったというケースが複数あり、皆さまには周囲の患者さん友達にお声をかけて頂ければ幸甚です。

それではまた3月に元気なお姿を拝見できるのを楽しみにしております。

平成20年12月1日

米田正始 拝

 

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
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元・京都大学医学部教授
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お知らせ――体を守るためにご一読を 【2023年最新版】

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最終更新日 2021年1月9日

註:お知らせはメールマガジンにも入っています。バックナンバーのページもご参照ください。

1.インフルエンザ予防接種につきまして(2008年11月)

詳細を見る

2.メールマガジン始めました(2009年6月)

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3.新型インフルエンザについて(2009年8月)

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4.ウィーンフィル奏者による室内楽コンサートのおしらせ(2010年9月)

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5.新型インフルエンザの流行、第二波について(2011年1月24日)

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6.地震被災者の方々へ(2011年3月14日)

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7.熱中症や脱水にお気をつけて(2011年6月30日)

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8.東海テレビのスタイルプラスに6月3日、出演いたします (2012年5月23日)

詳細を見る

9.心臓手術後の健康管理のポイントを押さえよう(2012年6月3日)

大震災への対策が今、注目を集めています。心臓手術後の健康管理にも独特な注意点があります。逆にそのポイントを押さえておけばずいぶん安全性が高まります。
大震災のときにこれを覚えておけば安全安心が高まる、という知識を簡略にまとめてみました。皆さんのご意見を戴きながら充実させたく思います。

心臓手術後の患者さんが大震災のとき健康を守る方法

1 機械弁

2 血液透析

3 高血圧症

4 糖尿病

5 不整脈

6 ケガ

7 こころのケア

8 総じて

10.心臓病患者さんのためのノロウィルス対策(2012年12月25日)

ノロウィルスが猛威をふるっています。とくに心臓病の患者さんのために書下ろしました。ご一読下さい。

詳細を見る

11.米田正始の手術を受けられた患者さんたちへ

名古屋ハートセンターで米田正始の手術を受けられた患者さんたちへ

米田正始は平成25年10月から関西へ戻りますが、今後もお役に立てればうれしいことです。
心配なときにはメールやお手紙でご連絡ください

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京大病院心臓血管外科にて心臓や血管の手術を受けられた患者さんたちへ

健康のことでお困りの際にはご連絡ください

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12.かつて狭心症にカテーテル治療(PCI)あるいはステント治療を受けられた患者さんへ

備えあれば憂いなしです

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13.高の原中央病院かんさいハートセンターで心臓手術を受けられた患者さんへ(2015年7月)

絆をいつまでも!ご心配な時、あるいは健康のことでお困りの際にはご連絡ください。当時の外来患者さんの大半は大阪の外来にお越しになっています。

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14.NHK文化センター(大阪梅田、京都、名古屋)にて心臓病の健康講座をやっております。(2015年11月)

これまでの心臓手術と科学的ダイエットの講座も健在です。

15.BLS(一次救命処置)のお勧め

大切な人を守るために、講習を受けましょう!

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16.メルマガで患者さんへの情報発信をしています。

学会などでの発表や活動の報告や、患者さんへのお役立ち情報なども含まれています。

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18.コロナに負けない!

毎日の生活の中でコロナウィルス感染を予防する方法を探ります

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19.ローカーボ食(糖質制限食)研究会 (2023年1月)

糖尿病や脂肪肝、メタボなどを食事で改善しましょう

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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インフルエンザ予防接種について―心臓病のある方には特に役に立ちます

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インフルエンザが心配な季節がやって来ました

マスクsick_09最近は新型のインフルエンザの出現も懸念されており、心臓や血管の手術を受けられた患者さんや、手術を受けていなくても心臓病をお持ちの患者さん、医療機関さらに社会全体としても注意が必要です。

一般的にはインフルエンザウイルスは熱には抵抗性が弱く、低温や乾燥には強いです。

そのため、お家ではなるべく加湿をして空気が乾き過ぎないようにするのが良いでしょう。外出時のマスクも同じ加湿効果があります。

抵抗力をつけるため栄養のバランス適度な運動も欠かせません。満員電車やデパートなどの人ごみを避けるのが賢明です。ひとごみの中にゴホンゴホンと咳をしているひとがいれば、できるだけ距離をおくのが安全です。インフルエンザのウィルスは咳の中にいますから。

                                                                                                                             .

そのようにできるだけインフルエンザをうつされないようにするのが一番ですが、

バイキンやはりどこからともなくインフルエンザはやって来ます。お子さんやお孫さんの学校からウィルスが来ることもよくありますし。

私たち医療者は患者さんにご迷惑をかけぬよう、積極的に予防接種を受けていますが、心臓手術後の患者さんにも予防接種は勧められます。

                                                                                                                           .

以下にそのポイントをまとめます

図1インフル1.毎年接種する必要があります。残念ですが以前の予防接種の効果はありません。

2.予防接種は1回で64%、2回で94%の予防効果があります。そのため抵抗力が弱い12歳以下や65歳以上では2回予防接種を受けることが勧められますが、一回でも大きなメリットはあります

3.体内に抗体ができるまで3-4週間かかるので、インフルエンザが流行する1月よりも前もって、なるべく12月中旬までに受けるのが効果的でしょう

インフルエンザウィルスはA,B,C型の3タイプがあり、

できるだけそのシーズンの流行を予測した内容の予防接種になっています。

約3000円あまりのお金がかかりますが、インフルエンザの予防接種は十分受ける意義のあることで、患者さんによっては命を救うという結果になることもあります。

                                                                                                                                    .

接種が安全上不適当と考えられるのは以下の方々です

1.明らかな発熱(通常は、37.5度を超える)
2.重篤な急性疾患
3.当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーショック(つまり強いアレルギー反応です)を呈したことが明らかな方

予防接種はある程度お金はかかりますが、受ける意義は大きいです。心臓病の患者さんにはぜひ受けて頂きたく思います

これらにつきましては予防接種を受ける病院や医院でご質問されると良いでしょう。

医師からも適宜確認されます。

定期健診などでお越しの心臓血管外科患者さんには、その際に希望を出して頂ければ健診や検査と併せて予防接種もいたしますので、お申し出ください。

 

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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第四回患者さんの会のご案内

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患者さんの会の皆様へ

爽やかな季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて以前からご紹介致しております第四回患者さんの会につきまして、止む無い事情のためしばし延期になっておりましたが、世話人の方々とご相談して、1130(日曜日)に開催していただくことになりました。年末が近く恐縮ではございますが、ご参加戴ければ幸いです。

トピックスは「なぜこのお薬を飲むの?」ということで、よく使われるお薬のお話を米田の方からさせていただき、その後自由に(お薬はもちろんその他何でも)質問を頂くという形を考えています。あと時間が許す範囲で「新しい心臓専門病院で患者さんにしたいこと」を予定しています。

なおこれまで参加されたことのない方々も大歓迎です。これまで連絡がつけられず、参加できなかった方とお話する機会がありました。お知り合いの患者さんがおられましたらお声をかけて頂けましたら幸甚です。お問い合わせは米田心臓外科オフィス(電話080-6105-8231)までどうぞ。

それでは皆様のお元気なお顔を拝見できますことを楽しみにいたしております。

 

平成201010

患者さんの会(世話人:全、中村、松岡)、米田心臓外科オフィス

 記

第四回心臓血管外科患者さんの会

場所: 京都祇園ホテル

京阪電車「四条駅」より徒歩約4分/八坂神社近く

京都市東山区祇園町南側555番地
電話: 075-551-2111

日時:20081130(日曜日) 午後1時―4

 

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元・京都大学医学部教授
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患者さんの会の皆様へのご連絡

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拝啓

猛暑日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか

さて以前からご紹介致しております患者さんの会につきまして、9月20日(土曜日)を予定し、皆様と再会できるのを楽しみにしておりました。ところが、この10月1日に開院する名古屋ハートセンターの開院式が諸般の事情によりやむなく同じ日になってしまいました。副院長兼心臓血管外科部長の私が開院式を欠席するわけにはまいりませんので、まことに申し訳ないのですが世話人の皆様にお願いし延期していただくことにいたしました。

すでに参加の申し込みを頂いておりました方々や以前の会にご出席の方々など、連絡がつく方々にはご連絡させていただいておりますが、この場でもお詫びとともにお知らせ申し上げます。

名古屋ハートセンターが開院する10月からしばらくは、念のため現地にて没頭すると思いますので、患者さんの会は少し時間をおいて11月下旬を世話人の皆様と相談しております。あらためてご連絡およびこのホームページでもご紹介いたしたく存じます。なおその間も、何かご心配あるいはご不安のある方には電話かメール・FAXその他でご相談戴けましたら、これまでどおりお返事その他の対応をいたします。

敬具

平成20年8月14日

米田正始 拝

追伸:暑い季節とくに最近の厳しい暑さには脱水や熱中症対策が役立ちます。
心臓外科患者さんのためのワーファリン情報サイト
http://blog.livedoor.jp/warfarin_cvs/
をごらん下さい。

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